-------------------------------------------------------------------- Microsoft Windows 95 README:一般情報 1995 年 11 月 -------------------------------------------------------------------- (c) Copyright Microsoft Corporation, 1995 このファイルでは、Microsoft Windows 95 のマニュアルやオンライン ヘルプに記 述されていない追加情報や最新情報について説明しています。 このファイルの読み方 -------------------- メモ帳を使って画面でこのファイルを読むときは、メモ帳のウィンドウを最大化す ると読みやすくなります。 このファイルを印刷するには、メモ帳またはほかのワード プロセッサでファイルを 開き、[ファイル] メニューの [印刷] をクリックしてください。 目次 ==== 16MB システム空間 起動時の問題 アプレット ディスク管理ツール ディスク ドライバ 取り外し可能メディア Microsoft Fax Pen Services MS-DOS モード NECAIIME の使用 16MB システム空間 ================= PC-9821 シリーズで、16MB 以上メインメモリが搭載できるコンピュータを使用する 場合、システムセットアップメニューで、16MB システム空間を必ず「使用する」設 定にしてください。設定の方法については、各コンピュータに付属のマニュアルを 参照してください。 起動時の問題 ============ Undefined Dynalink エラー ------------------------- 使用しているプログラムで初期のバージョンの QuickTime が使われている場合、現 在のバージョンの QuickTime と競合して、"undefined dynalink" エラーというメッ セージが表示されることがあります。この問題を修正するには、プログラムのディレ クトリから QuickTime のファイルを削除する必要があります。ファイルを削除する には、次の手順で操作します。 1. コンピュータを再起動します。 2. [スタート] ボタンをクリックし、[検索] をポイントします。次に、[ファイル やフォルダ] をクリックします。 3. [名前] ボックスで次のように入力します。 qt*.*, *.qtc 4. [探す場所] ボックスで Windows 95 がインストールされているドライブが指定 されていることを確かめ、[検索開始] をクリックします。 5. プログラムのディレクトリにあるすべての QuickTime ファイルを削除します。 Windows をインストールしたディレクトリ、またはWindows をインストールした ディレクトリの下の System ディレクトリにある QuickTime ファイルは削除し ないでください。 6. コンピュータを再起動します。 QuickTime バージョン 2.02 については、Apple にお問い合わせください。また、 CompuServe からもダウンロードできます。 アプレット ========== 外字エディタ ------------ Windows 95 では Windows 3.1 で作成した外字ファイル (userfont.fon) をそのま ま使用することはできません。Windows 95 で使用するためには、次の手順に従って Windows 95 用に外字ファイルを変換してください。 1. 外字エディタを起動します。 2. [ファイル] メニューの [フォントの選択] を選択します。 3. [外字フォントを種類] グループの [標準の外字] チェック ボックスをオンにし [OK] をクリックします。 4. [ファイル] メニューの [取り込み] を選択します。 5. ユーザーフォントに userfont.fon を指定して、[OK] をクリックします。 バックアップの確認済みの問題 ---------------------------- - バックアップは、すべてのテープ ドライブで動作するわけではありません。バッ クアップをインストールしたときに、テープ ドライブが検出されていないという メッセージが表示された場合は、[ヘルプ] ボタンをクリックし、対応している テープ ドライブの一覧を確かめてください。 - テープへのバックアップの速度が、分速 1.5MB 以下の場合は、テープ ユニット とビデオ カードが競合している可能性があります。この問題を修正するには、バッ クアップ処理を開始した後、処理が完了するまで、MS-DOS プロンプトをフルスク リーン表示します。 - Windows 95 ヘルプ、エクスプローラ、ディスク関連ツールは、Windows 95 バッ クアップ プログラムとリンクしています。バックアップをインストールしていな いときに、パスの中に MS-DOS 5 の BACKUP.EXE がある場合は、これらのリンク によって、自動的に MS-DOS のバックアップ プログラムが起動されます。 ブリーフケースの確認済みの問題 ------------------------------ ブリーフケースがインストールされ、ユーザー別の設定を使用するように設定して いる場合 ( 1 つのコンピュータを複数のユーザーが使う場合など) は、ブリーフケー スは、各ユーザーのデスクトップにはコピーされません。この問題を修正するには、 次のようにします。 1. ユーザー別の設定を使うようにした後、デスクトップから [ブリーフケース] ア イコンを削除します。 2. マウスの右ボタンでデスクトップをクリックし、[新規作成] をポイントします。 次に、[ブリーフケース] をクリックします。 ハイパーターミナルの確認済みの問題と一般情報 -------------------------------------------- - セッションの途中では、PCMCIA モデムを挿入しても認識されません。 - ファイルを受信するとき、ディスク領域がいっぱいになっても認識されません。 - ハイパーターミナルで、Ctrl キーで切り取り、コピー、および貼り付けをするに は、ターミナル キーではなく Windows キーを使う必要があります。この設定を 変えるには、ハイパーターミナルのプロパティで [設定] タブをクリックします。 - ハイパーターミナルのファイル転送では、システム属性または隠しファイル属性 のファイルは送信できません。 - Windows 3.1 TAPI サービス プロバイダがシステムにインストートされている場 合、Windows 95 にアップデートすると、ハイパーターミナルに問題が起きます。 この問題を解決するには、コントロール パネルの [テレフォニー] アイコンをダ ブルクリックし、TAPI サービス プロバイダをいったん削除してから、インストー ルし直します。または、TAPIUTIL.EXE ユーティリティを実行します。TAPIUTIL.EXE は、CompuServe、ftp.microsoft.com、または www.microsoft.com からダウンロー ドできます。 スキャンディスクの確認済みの問題 -------------------------------- - 異なるコードページを使っているときに、ファイルやフォルダを作成したり、名 前を付けたりすると、そのファイルやフォルダに関するエラーがスキャンディス クで報告されることがあります。このような場合、[スキャンディスクの詳細オプ ション] ダイアログ ボックスを表示し、[ファイルのチェック内容] の [無効な ファイル名] チェック ボックスをオフにします。ただし、このオプションを無効 にすると、重大なダメージのあるフォルダの検出や修復ができなくなる可能性が あることに注意してください。 ワードパッドの確認済みの問題 ---------------------------- - [ファイル] メニューの [印刷プレビュー] で、ページ レイアウトが正確に表示 されないことがありますが、改行は正確に表示されます。 - Microsoft Excel からテキストをワードパットにコピーしたり貼り付けた場合に、 テキストがワードパット上で文字化けして読めなくなることがあります。このよ うな場合、テキストのフォントを適切な設定に変更すると読めるようになります。 DiskX II 使用時の確認されている問題 ----------------------------------- インストール時の注意事項、または問題点に関しては、SETUP.TXT ファイルの、"圧縮 ドライブを使用している場合" の "DiskX II" の項目を参照してください。 再起動時 -------- Windows 95 をシャットダウン後、再起動すると、XDRV.COM が CONFIG.SYS ファイルの 比較エラーを検出する場合があります。その場合には、起動ドライブから圧縮ドライブ への CONFIG.SYS ファイルのコピーを選択、実行後、再起動しないを選択するか、 CONFIG.SYS ファイルの XDRV.COM の行に、CONFIG.SYS ファイルをチェックしないオプ ションを追加してください。詳しくは、DiskX II のユーザーズマニュアルを参照して ください。尚、この問題は、DiskX II の DBLSPACE.BIN を使用する場合には、発生し ません。 Safe モード ----------- 圧縮ドライブに Windows95 をインストールした場合、DiskX II の DISKX.SYS または、 XDRV.COM を使用して、圧縮ドライブを使用する場合には、Safeモードでは、起動で きなくなります。Safe モードでの起動時には、"各コマンドの実行を確認する"を選 択し、CONFIG.SYS ファイルの DISKX.SYS と XDRV.COM を実行してください。尚、この 問題は、DiskX II の DBLSPACE.BIN を使用している場合には、発生しません。 EMS 使用時 ---------- Disk X II と PCMCIA のリアルモードドライバが 共に EMS を使用している場合、 Windows 95 使用時に、EMS のページフレームが競合する場合があります。その様な場合 は、DISKX.SYS か PCMCIA のドライバのどちらかの EMS の使用を中止してください。 詳しくは、DiskX II のユーザーズマニュアル、または、PCカードソフトウェアマニュ アルを参照してください。 元ドライブ(ホストドライブ)の空き容量 ------------------------------------ メモリが少ない場合に、元ドライブの空き容量が少ないと、Windows 95 動作中にメモリ エラーとなる場合があります。その場合には、元ドライブの空き容量を増やしてくださ い。詳しくは、DiskX II のユーザーズマニュアルを参照してください。 PC カード(PCMCIA)ウィザード実行時 --------------------------------------- リアルモードの PCMCIA のドライバを使用している場合、PC カード(PCMCIA)ウィザー ドを実行すると、起動ドライブの CONFIG.SYS ファイルが削除されてしまいます。PC カード(PCMCIA)ウィザードを実行する場合には、Windows 95 を再起動する前に、次のこ とを実行してください。A:\WINDOWS\デスクトップ(Windows 95 をインストールしたドライ ブ名とパスが A:\WINDOWS の場合。)ディレクトリに、FNxxxxxx ファイルが作成され ています。そのファイルを起動ドライブのルートディレクトリに CONFIG.SYS ファイル 名でコピーしてください。コピー終了後、Windows 95 をシャットダウンし、再起動して ください。尚、この問題は、DiskX II の DBLSPACE.BIN を使用している場合には、発 生しません。 BOOTLOG.TXTの作成時 ------------------- Windows 95 を圧縮ドライブ上にインストールした場合、BOOTLOG.TXT ファイルを作成す ると、元ドライブと圧縮ドライブの両方に作成されます。 以前の DOS からの起動した場合 - CONFIG.SYS ------------------------------------------ 圧縮ドライブ上には、Windows 95 用の CONFIG.SYS ファイルしか存在しません。起 動時に CONFIG.SYS の内容を比較する XDRV.COM がインストールされている場合に は、比較エラーが表示される場合がありますが、そのまま継続してください。なお、 この問題は、DiskX II の DBLSAPCE.BIN を使用している場合には、発生しません。 以前の DOS からの起動した場合の問題 - AUTOEXEC.BAT -------------------------------------------------- 圧縮ドライブ上には、Windows 95 用の AUTOEXEC.BAT ファイルしか存在しないため、 以前の DOS を起動した場合には、各コマンドエラーが発生します。その様な場合に は、下記のように AUTOEXEC.BAT ファイルを変更してください。なお、この問題は、 DiskX II の DBLSAPCE.BIN を使用している場合には、発生しません。 1)Windows 95 を起動した後、ホストドライブ上の AUTOEXEC.DOS ファイルを 圧縮ドライブに OLDEXEC.BAT ファイルでコピーする。 2)圧縮ドライブ上の AUTOEXEC.BAT ファイルをオープンする。 3)最上位行に、次の 3 行を追加する。 [圧縮ドライブの元ドライブが C の場合] IF EXIST C:\AUTOEXEC.DOS GOTO SKIP OLDEXEC.BAT :SKIP DiskX II Version 3.X 環境 --------------------------------- 下記ドライブがある場合、Windows 95 は動作しません。Windows 95 が動作中には作 成しないでください。 * 自動識別ドライブ * 追加ドライブ * 上書きドライブ(元ドライブを残さない設定) * XDRV.COM にて、FDD または、MO のドライブ名を変更する。 [XDRV.COM の表示例] XDRV.COM Ver 4.01 Copyright(C) A.I.SOFT,INC. 1992-95 Drive A: 80 ・・・ Fix ハードディスク (SASI) No.1 Drive B: 80 ・・・ Fix DiskXII C:0 Drive C: 80 ・・・ Fix ハードディスク (SASI) No.1 Drive D: 90 ・・・ Rmv フロッピーディスク(2HD) No.1 上記の例では、XDRV.COM によって、ドライブ C が ドライブ D に変更されています。 DiskX II Version 4.X - DISKX.SYS と XDRV.COM 環境 ------------------------------------------------- 下記ドライブがある場合、Windows 95 が動作しなくなる場合があります。Windows 95 が動作中には作成しないでください。 * 自動識別ドライブ * 追加ドライブ * 予約ドライブ * XDRV.COM にて、FDD または、MO のドライブ名を変更する。 DiskX II Version 4.00 または、4.01 - DBLSPACE.BIN 環境 ------------------------------------------------------ Windows 95 は起動できません。DISKX.SYS と XDRV.COM を使用してください。その ドライバを使用した場合の問題は、DiskX II Version 4.X - DISKX.SYS と XDRV.COM 環境と同じです。 DiskX II Version 4.02 - DBLSPACE.BIN 環境 ----------------------------------------- 下記ドライブがある場合、Windows 95 が動作しなくなる場合があります。Windows 95が動作中には作成しないでください。 * 自動識別ドライブ * 起動ドライブを、上書きドライブにする。(元ドライブを残さない設定) * XDRV.COM にて、FDD または、MO のドライブ名を変更する。 上書きドライブの設定は、Windows 95 動作時には無効(元ドライブが見えてしまう) となります。また、予約ドライブは、Windows 95 動作時にはドライブとして認識さ れません。但し、SDAM で予約ドライブに圧縮ドライブをマウントすることは可能で す。 ディスク管理ツール ================== - ブリーフケースを作成し、ブリーフケースで参照しているファイルのあるドライ ブを圧縮した場合、ブリーフケースとファイルの関連付けは失われます。ファイ ル自体は存在しますが、もう一度ブリーフケースと関連付ける必要があります。 - INTERLNK を使っている場合は、スキャンディスク、ドライブスペース、およびデ フラグで、リモート コンピュータのドライブを操作しないでください。 - AT&T Mail バージョン 2.5 およびそれ以前のバージョンでは、ディスクの修復を 妨げる TSR がインストールされます。これらのバージョンを使う場合は、最新版 のバージョンのリリースについて AT&T にお問い合わせください。 ディスク ======== SASI ハードディスク ------------------- SASI ハード ディスクが接続されている場合は、Windows 95 をセットアップする前 に、SASI ハード ディスクを取り外して下さい。 5 インチ光磁気 (MO) ディスク ---------------------------- 5 インチ光磁気ディスクドライブは Windows 95 ではサポートされていません。セッ トアップする前に取り外して下さい。 ドライバ ======== Windows 95 の CD-ROM の Drivers ディレクトリには、Windows Driver Library (WDL) が含まれています。Windows 95 に組み込まれていないドライバが必要な場合 は、このディレクトリを調べます。このディレクトリには、I-O DATA の SCSI アダ プタのミニポートドライバがあります。 Adaptec EZ SCSI --------------- Adaptec EZ SCSI の Windows バージョンは動作しません。MS-DOS 版は、Windows 95 でも動作します。 リアルモードの CD-ROM ドライバ ------------------------------ Windows95 の SETUP 後、以下のリスト内に存在しない DOS の CD-ROM ドライバが、 CONFIG.SYS に残っていると、Windows95 上で CD-ROM からの読み込みができない場 合があります。 neccd.sys neccda.sys neccdb.sys neccdc.sys neccdd.sys necchgr.sys icmdos.sys melcdi.sys melcdi2.sys そのような場合は、EDIT コマンドを使用して、CONFIG.SYS から CD-ROM ドライバを削除 してください。 MO のドライバ ------------- 市販されている MO ドライブには、そのメーカー固有の MO フォーマット形式をサポ ートしているフォーマッターおよび、その固有フォーマットを処理するための DOS の ドライバが添付されている場合があります。 Windows95 の SETUP 後、この DOS の MO ドライバが CONFIG.SYS に存在すると、MO 媒体へのアクセス時に、MO 媒体内のデータを破壊する恐れがあります。 従って、メーカー固有の DOS の MO ドライバは、必ず CONFIG.SYS 内より削除してく ださい。 また、Windows 95 上では、メーカー固有のフォーマッターの動作は、サポートしてい ません。(ASPI に完全準拠のものは動作します) Microsoft Fax ============= Microsoft Fax を使って、高度なセキュリティ機能を利用したり、編集可能なバイ ナリ ファイルを送受信したりするには、Class 1 FAX モデムが必要です。Class 2 FAX モデムでも、従来の G3 ファクシミリの送受信はできます。 新しいハードウェア構成で、初めてポータブル コンピュータを起動したときは、す べてのプリンタがオフラインになっていることがあります。これには、ファクシミ リ プリンタも含まれます。この問題を修正するには、次のようにします。 1. [スタート] メニューをクリックし、[設定] をポイントします。 2. [プリンタ] をクリックし、[Microsoft Fax] アイコンをダブルクリックします。 3. [プリンタ] メニューで、[オフライン作業] がチェックされていないことを確認 してください。 コンピュータを Microsoft ネットワーク ファクシミリ サーバーとして使う場合、 ファクシミリの送信中や送信待ちのファクシミリがあるときには、Microsoft Exchange や Windows 95 をシャットダウンまたはログオフしないでください。 ファクシミリが自動受信モードになっている場合、TAPI が有効になっていないプロ グラムでは、モデムを使用できません。すべての 16 ビット通信プログラムが、こ れに含まれます。Microsoft Fax は、標準では、16 ビット プログラムでモデムを 使用できるように設定され、自動受信はしません。ほかの 16 ビット通信プログラ ムを使用せず、Microsoft Fax を使って、すべての着信電話をファクシミリとして 自動受信するには、次のようにします。 1. タスクバーの時計の近くにあるファクシミリのアイコンをクリックします。 2. [モデムのプロパティ] をクリックします。 3. 応答モードを [応答までのコール数] に変更します。 それぞれの電話システムやモデムの種類によって、受信ファクシミリに応答するた めに必要な時間は異なります。応答までのコール数を 3 回に設定しても、実際には 2 回または 4 回で応答する場合があります。このような問題が起きた場合は、コー ル数を調節して違いに対応してください。 プロパティ画面や Microsoft Fax プリンタのプリンタ スプールの設定は、手動で は変更しないでください。 Microsoft Fax は、メモリが 8 MB 以上あるコンピュータでお使いになることをお薦 めします。 Microsoft Exchange の [メッセージの作成] を使ってファクシミリを送信する場合、 送付状にメッセージを表示できません。1 ページめに送付状のメッセージを送信す るには、FAX 送信ウィザードを使う必要があります。FAX 送信ウィザードを実行す るには、Microsoft Exchange の [作成] メニューで [新しい FAX メッセージ] を クリックします。または、[スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイ ントします。次に [アクセサリ] をポイントし、[Fax] フォルダをクリックします。 短いメモのみを送信する場合は、送信状にメモを入力した方が高速に処理できます。 送付状にメッセージを書くには、送付状にメモ フィールドが必要です。メモ フィー ルドがない場合は、メッセージはファクシミリの 2 ページめに表示されます。 Microsoft Fax のネットワーク ファクシミリ サーバーは、テストの結果、Microsoft ネットワークのファイルとプリンタの共有または NetWare ネットワークのファイル とプリンタの共有と併用できることだけが確認されています。 Microsoft Exchange の実行中に Microsoft Fax の設定を変えた場合、Microsoft Exchange を終了し再起動するまで、変更した内容は有効になりません。 Windows for Workgroups 3.11 At Work Fax ユーザーにファクシミリを送信し、メッ セージの [Cc:] の一覧に複数の受信者を設定した場合、ファクシミリ ユーザーの メッセージに表示される宛先は、ファクシミリの宛先のみです。ただし、メッセー ジはすべて正常に送信されます。 一部のプログラムでは、[ファイル] メニューの [送る] コマンドが動作しないこと があります。Microsoft Works バージョン 3.0、Lotus 1-2-3、Aldus Pagemaker な どのプログラムで、この問題が確認されています。[ファイル] メニューの [送る] コマンドが動作しない場合は、ファクシミリにドキュメントを添付するか、または [ファイル] メニューの [印刷] コマンドを使ってください。 ファクシミリの設定のプロパティ画面で送付状を参照すると、Windows ディレクト リに、その送付状へのリンク (.lnk) が作成されます。Windows ディレクトリにすで に同じ名前の送付状 (.cpe) がある場合は、送付状の一覧にはこの名前が 2 つ表示 されますが、いずれかしか選択できません。エクスプローラを使い、一方を削除す ることをお勧めします。 Microsoft NetFax サービスを使っていて、Microsoft Fax の [FAX メッセージの要 求] プログラムでファクシミリを検索している場合、返される情報は、NetFax サー バーに送られます。送られた情報は、その後、システム管理者が手動で転送する必要 があります。 FAX の送信中に「送付状が見つかりません。」というエラー メッセージが表示された 場合は、いったん操作を中止し、送付状エディタを実行してどれか送付状を開いてく ださい。次に、送付状エディタを終了し、もう一度 FAX を送信してください。 Pen Services ============ Microsoft は、OEM チャネルを通じて、Pen Services for Windows 95 を配付して います。このため、Windows 95 には Pen Services for Windows 95 は含まれてい ません。 Pen Services for Windows 95 のアップグレードについては、ペン ハードウェアの OEM メーカーにお問い合わせください。 MS-DOSモード ============ - MS-DOS モードでネットワークドライバのロード前に、ADDDRV コマンドでデバイス ドライバを登録し、DELDRV コマンドを実行すると、ネットワークが使用できなく なります。ネットワーク使用中に ADDDRV/DELDRV コマンドを使用する必要がある 場合は、ADDDRV コマンド実行前にネットワークドライバをロードしてください。 - LAN Manager 2.x用の NDIS2 のドライバが MS-DOS モードで動かない場合があり ます。 NET DIAG および NET VIEW コマンドが正常に動作しない場合があります。 - MS-DOS アプリケーションの中には、初期状態の MS-DOS 設定では正常に動作しな いものがあります。この場合は、初期状態の MS-DOS 設定を変更し、使用できる コンベンショナルメモリを増やしたり、あるいは、このアプリケーションを動作 させるのに必要なデバイスドライバを組み込んだりする必要があります。 必要な設定内容は、ご使用になるアプリケーションによって異なります。 MS-DOSモードの設定を変更するには、 1 Windows エクスプローラで、実行するアプリケーションを選びます。 2 マウスの右ボタンでアプリケーションをクリックし、[プロパティ] をクリッ クします。 3 [プログラム] タブをクリックし、[詳細設定] をクリックします。 4 [MS-DOS モード] チェック ボックスをオンにし、必要に応じて MS-DOS の設 定を変えます。 5 [設定]をクリックします。 6 このアプリケーションを使用するために必要ないオプションの設定を解除し、 必要なオプションを追加します。 7 新しい設定を有効にするために、[OK] をクリックします。 8 必要があればconfig.sysにデバイスドライバを追加します。 9 新しい設定を有効にするために、[OK] をそれぞれのダイアログでクリックし ます。 もしも上記の設定後、アプリケーションが正しく動作しない場合、この設定を繰り返し さらに使用しないドライバをはずしてください。 NECAIIME の使用 =============== Windows 95 のインストール媒体を準備して、以下の方法で NECAIIME をインストー ルします. NECAIIME をインストールする --------------------------- (1)コントロールパネルの[キーボード]を起動します. (2) [言語] タブを選択します. (3) [追加] ボタンを押してください. [言語の追加] ダイアログボックスが表示されます. (4) 下向きの矢印キーを押すと、言語の一覧が表示されますので、 NECAIIME を選択し、 [OK] ボタンを押してください. [インストールされている言語とレイアウト]のリストに NECAIIME が 追加されます. (5) [言語] タブの [OK] または、[更新] ボタンを押してください. インストール媒体から NECAIIME のファイルがインストールされます. 日本語入力システムを NECAIIME に切り替える ----------------------------------------- (1)タスクバーの他国語インジケータをクリックします. 現在組み込まれている日本語入力システムの一覧表示がされます. (2)NECAIIME for Windows 95 をクリックします. このインストールが完了したら、 NECAIIME キーボードレイアウトを選択するこ とにより、NECAIIME が使用できます. 日本語入力システムの ON/OFF --------------------------- CTRL+XFER キー、または XFER キーで日本語入力システムの ON/OFF が行えます. 日本語入力システムの ON/OFF キーは、コントロールパネルの[キーボード]の [情報]タブで選択できます. ユーザ登録単語の Windows 95 辞書への取り込み -------------------------------------------- Windows 95 用の NECAIIME の辞書と、従来の NEC 製 MS-DOS か な漢字/Windows 3.1 の NECAIIME の辞書は互換性がありません. \WINDOWS\NECUSER.DIC = Windows 95 NECAIIME 用辞書 \NECAI.SYS = NEC 製 MS-DOSかな漢字/Windows 3.1 の NECAIIME 用辞書 従来の MS-DOS かな漢字/Windows 3.1 の NECAIIME の辞書に登録されたユーザ登録語は、 下記の方法にて Windows 95用 NECAIIME の辞書へ取り込むことが可能です. [手順] (1) Windows 95上で、 NECAIIME を ON にし、環境設定ウィンドウを起動 (2) [辞書] タブの [辞書保守] ボタンを選択. 辞書メンテナンスユーティリティが起動します. (3)メニューから [辞書/ファイル] − [辞書指定] を選択. [辞書ファイルオープン] ダイアログボックスが表示されます. (4)現在使用中の Windows 95 用のかな漢字辞書を指定. デフォルト:\WINDOWS\NECUSER.DIC (5)メニューから [マージ] を選択. [辞書マージ] ダイアログボックスが表示されます. (6) [結合辞書2] に従来辞書を指定 デフォルト:\NECAI.SYS (7)[OK] ボタンを選択 現在使用中の Windows 95 辞書(結合辞書1)と従来辞書(結合辞書2)に 登録されたユーザ登録語がマージされた出力辞書が作成されます.