-------------------------------------------------------------------- Microsoft Windows 95 README:ヒントとテクニック 1995 年 11 月 -------------------------------------------------------------------- (c) Copyright Microsoft Corporation, 1995 このファイルでは、Microsoft Windows 95 のマニュアルやオンライン ヘルプに記 述されていない追加情報や最新情報について説明しています。 このファイルの読み方 -------------------- メモ帳を使って画面でこのファイルを読むときは、メモ帳のウィンドウを最大化す ると読みやすくなります。 このファイルを印刷するには、メモ帳またはほかのワード プロセッサでファイルを 開き、[ファイル] メニューの [印刷] をクリックしてください。 目次 ==== MS-DOS コマンド プロンプト 切り取り、コピー、貼り付け、ドラッグ アンド ドロップ ファイルの操作 フォルダと Windows エクスプローラ ハードウェア環境 ショートカット キー モービル コンピューティング マルチメディアとサウンド ネットワーク [ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックス [スタート] メニュー タスクバー システム ツール ウィンドウの操作 その他のヒントとテクニック 注:Windows のヘルプの「ヒントとテクニック」にも、いろいろなヒントとテクニッ クが紹介されています。「ヒントとテクニック」は、ヘルプの目次から表示で きます。 MS-DOS コマンド プロンプト -------------------------- [コマンド プロンプトから GUI の形式でディレクトリを表示する] コマンド プロンプトで "start ." または "start .." と入力すると、目的のディ レクトリのフォルダが開き、GUI の形式でデスクトップに表示されます。 [コマンド プロンプトにファイル名をドラッグ アンド ドロップする] ファイルやフォルダのアイコンをデスクトップまたはフォルダから MS-DOS コマン ド プロンプトにドラッグできます。ドラッグしたファイル名は、実行中の MS-DOS アプリケーションのキーボード バッファに入ります。 [コマンド プロンプトとの間で情報をコピーしたり貼り付けたりする] MS-DOS ベースのプログラムのウィンドウでツールバーが表示されている場合、ツー ルバーのボタンをクリックすると、Windows ベースのプログラムと MS-DOS ベース のプログラムの間で情報をコピーしたり、切り取ったり、貼り付けたりできます。 たとえば、画面に出力されたディレクトリの一覧をコピーし、メールに貼り付ける ことができます。 [コマンド プロンプトから Windows ベースのプログラムを起動する] コマンド プロンプトから Windows ベースのプログラムを起動できます。プログラ ムの名前を入力し、必要に応じてパラメータを指定します。たとえば、メモ帳を起 動するには、コマンド プロンプトで "notepad" と入力し、Enter キーを押します。 また、バッチ ファイルから Windows ベースのプログラムを起動することもできま す。 また、Start コマンドを使うと、プログラムを起動したり、ドキュメントを開いた りできます。(例: C:\>start ファイル名.拡張子") [COMMAND.PIF] MS-DOS プロンプトのプロパティの設定が正しくないと、MS-DOS ウィンドウを開く ことができなくなります。このような場合は、PIF フォルダの中で COMMAND.PIF を 編集するか、または COMMAND.COM を探し、そこでプロパティを編集します。 [DOSKEY] AUTOEXEC.BAT で DOSKEY を読み込んだり、起動時のバッチ スクリプトを作ったり しなくても、MS-DOS ウィンドウで DOSKEY を使用できます。プロパティ ダイアロ グ ボックスの [プログラム] 画面で、起動時のバッチ ファイルとして DOSKEY を 指定します。後で、実際の起動時のバッチ ファイルから DOSKEY を読み込むように するには、このバッチ ファイルに DOSKEY を移します。 [ディレクトリの移動] ディレクトリの移動には、次のような便利な方法が使用できます。 . = 現在のディレクトリ .. = 親ディレクトリ ... = 2 つ上のディレクトリ (Windows 95 の新機能) .... = 3 つ上のディレクトリ (Windows 95 の新機能) たとえば、C:\Windows\System\Viewers ディレクトリにいるときに、"cd...." と 入力すると、C:\ に移動できます。 [コマンドライン パラメータ] MS-DOS プログラムのコマンドラインに "?" を付けると、そのプログラムを起動す るときにパラメータを入力できるようになります。この機能は、MS-DOS プログラム へのショートカットで使うと、特に便利です。 [デスクトップからディスクコピーを実行する] コマンドラインに "diskcopy a: a:" と指定し、デスクトップにショートカットを 作っておくと、ディスクコピーが簡単に実行できます。(ドライブ b: を使う場合は、 b: を指定します。) 切り取り、コピー、貼り付け、ドラッグ アンド ドロップ ---------------------------------------------------- [ドラッグ アンド ドロップ] 同じドライブのフォルダの間で、マウスの左ボタンで項目をドラッグすると、その 項目は移動します。強制的に項目を移動するには、Shift キーを押しながらマウス の左ボタンでドラッグします。 異なるドライブのフォルダの間で、マウスの左ボタンで項目をドラッグすると、そ の項目はコピーされます。強制的に項目をコピーするには、Shift キーを押しながら マウスの左ボタンでドラッグします。 実行可能なファイルへのショートカットを作るには、実行可能なファイルを別のフォ ルダにマウスの左ボタンでドラッグします。 マウスの右ボタンで別のフォルダに項目をドラッグし、[ショートカットをここに作 成] をクリックすると、その項目へのショートカットを作成できます。なお、項目 をドラッグするときに、操作の種類を示すアイコンが表示されます。コピーの場合 はプラス記号、ショートカットの作成の場合は矢印が表示されます。移動の場合は 何も表示されません。ドラッグしているときに操作を取り消すには、Esc キーを押 します。 ドキュメントへのショートカットを作るには: OLE ドキュメント (Word 95 など) の一部を選択し、マウスの右ボタンでデスクトップまたはフォルダにドラッグしま す。次に、[ドキュメントへのショートカットをここに作成] をクリックします。作 成されたドキュメントへのショートカットをダブルクリックすると、元のドキュメ ントの対応する部分が開きます。 ドキュメントのスクラップを作るには: OLE ドキュメント (Word 95 など) の一部 を選択し、マウスの右ボタンでデスクトップまたはフォルダにドラッグします。ス クラップは、選択範囲を内容とする OLE オブジェクトです。スクラップを別のドキュ メントや元のドキュメントにドロップすると、状況によって挿入されたり、元の状 態に戻ったりします。 [右ボタンによるドラッグ アンド ドロップ] マウスの右ボタンによるドラッグ アンド ドロップは、左ボタンによるドラッグ ア ンド ドロップと似ていますが、右ボタンで項目をドラッグすると、ドロップしたと きにメニューが表示されます。フォルダの場合に表示されるメニューには、[ここに 移動]、[ここにコピー]、および [ショートカットをここに作成] のコマンドが含ま れます。OLE オブジェクトの場合に表示されるメニューには、[スクラップをここに 作成]、[スクラップをここに移動]、および [ドキュメントへのショートカットをこ こに作成] のコマンドが含まれます。 [タスクバーにドラッグする] 開いているドキュメントから別の開いているドキュメントにオブジェクトをドラッ グできます。目的のドキュメントのタスクバーのボタンにオブジェクトをドラッグ し、そのドキュメントのウィンドウが表示されるまで待ちます。次に、そのウィン ドウにオブジェクトをドラッグします。 ファイルの操作 -------------- [新しいファイルの作成] 新しいファイルを作るには、デスクトップまたはフォルダをマウスの右ボタンでク リックし、[新規作成] をポイントします。次に、作成するファイルの種類をクリッ クします。 [ファイルを保存するときに新しいフォルダを作る] [名前を付けて保存] コマンドでファイルを保存するときに、保存先のフォルダを新 しく作成できます。ダイアログ ボックスに表示される一覧をマウスの右ボタンでク リックし、[新規作成] をポイントします。次に、[フォルダ] をクリックし、適切 な名前を入力します。作成したフォルダをダブルクリックして開き、ファイルを保 存します。 [ファイルを削除するときにごみ箱に移動しない] 削除するファイルを選びます。次に、選択したファイルをマウスの右ボタンでクリッ クし、Shift キーを押しながら [削除] をクリックします。キーボードを使う場合 は、Shift キーを押しながら Del キーを押します。 [ファイルのコピーと移動] コピーまたは移動するファイルをマウスの右ボタンでクリックし、[コピー] または [切り取り] をクリックします。次に、コピー先または移動先のフォルダを開き、マ ウスの右ボタンでクリックします。最後に、[貼り付け] をクリックします。 フォルダと Windows エクスプローラ --------------------------------- [複数のファイルの選択] 大きいアイコンで表示されているときに複数のファイルを選ぶ方法は、一覧の形式 で表示されているときとは異なります。ファイルの選択範囲を広げるには、最初の アイコンをクリックし、Shift キーを押しながら最後のアイコンをクリックします。 アイコンが選ばれている状態と選ばれていない状態を切り替えるには、Ctrl キーを 押しながらアイコンをクリックします。 [ショートカット キー] * Microsoft Natural Keyboard では、[マイ コンピュータ] アイコンをポイントし た状態で、Win キーを押しながら E キーを押すと、Windows エクスプローラが起 動します。 * 親フォルダを表示するには、BackSpace キーを押します。 * フォルダの中のすべてのファイルを選ぶには、Ctrl キーを押しながら A キーを 押します。 * 一覧の表示内容を更新するには、F5 キーを押します。 [特殊なフォルダ] コントロール パネルなど、特殊なフォルダの内容を [スタート] メニュー、または ほかのフォルダに入れることができます。[ファイル] メニューの [新規作成] をポ イントし、[フォルダ] をクリックします。次に、以下の名前を新しいフォルダに貼 り付けます。 特殊なフォルダ 使用する名前 --------------------------------------------------------------------------- コントロール パネル Control Panel.{21EC2020-3AEA-1069-A2DD-08002B30309D} ダイヤルアップ ネットワーク Dial Up Net.{992CFFA0-F557-101A-88EC-00DD010CCC48} プリンタ Printers.{2227A280-3AEA-1069-A2DE-08002B30309D} [Windows エクスプローラのスイッチ] Windows エクスプローラのスイッチを使うと、ルートにするフォルダを簡単に設定 できます。 Explorer [/e][,/root,][[,/select],] /e エクスプローラの表示形式を使います (左側の範囲表示枠と右側の 結果表示枠)。標準は、オープンの表示形式です (結果表示枠のみ)。 /root エクスプローラまたはフォルダのルート (最上位のレベル) にする 項目を「通常の名前空間 (例: ローカル パス名や UNC パス名)」で 指定します。標準は、デスクトップです。 /Select 親フォルダを開き、指定したオブジェクトを選びます。 /select を指定しない場合に、フォルダを指定します。標準は、ルー トです。 例: Explorer /e, /root, \\Reports \\Reports をルートにしてエクスプローラ ウィンドウを開きます。 Explorer /select, C:\Windows\Calc.exe C:\Windows をルートにしてフォルダを開き (または、現在開いているフォ ルダをアクティブにし)、CALC.EXE を選びます。 Explorer /e, /root, \\Source\Internal\Design\Users\David\Archive Archive フォルダをルートにしてエクスプローラ ウィンドウを開きます。 ドキュメントを保存するフォルダをリモート コンピュータに作る場合、 このようにすると便利です。このフォルダ (\\Source\Internal\Design\ Users\David\Archive) へのリンクを SendTo フォルダに入れておくと、ドキュメントをすばやく保存できます。 ハードウェア環境 ---------------- Windows 95 では、複数のハードウェア環境を設定できます。この機能は、ドッキン グ ステーションを持ったラップトップ コンピュータや、取りはずし可能ディスク が使用できる機種を使う場合に特に便利です。 ドッキング ステーションを持った次のような構成のラップトップ コンピュータで、 ハードウェア環境を設定する方法の例を以下に示します。 構成 ドッキング時 非ドッキング時 ---------------------------------------------------------------- ディスプレイ ドライバ S3 S3 ネットワーク Microsoft Network なし RNA なし あり [システムのプロパティを開く] 1. マウスの右ボタンで [マイ コンピュータ] アイコンをクリックします。 2. [プロパティ] をクリックし、[ハードウェア環境] タブをクリックします。 3. [Docked] と [Undocked] という 2 つのハードウェア環境があることを確かめま す。これらのハードウェア環境がない場合は、[Original Configuration] を選 び、[名前の変更] をクリックします。次に、"Docked" と入力し、[OK] をクリッ クします。さらに、[Docked] を選び、[コピー] をクリックします。[ハードウェ ア環境のコピー] ダイアログ ボックスが表示されたら、"Undocked" と入力し ます。 [非ドッキング時にネットワークを使わないように設定する] 1. コントロール パネルの [システム] アイコンをダブルクリックし、[デバイス マネージャ] タブをクリックします。 2. [ネットワーク アダプタ] をダブルクリックし、ネットワーク カードをダブル クリックします。 3. [情報] 画面の [デバイスの使用] で、[Undocked] チェック ボックスをオフに します。次に、[OK] をクリックし、デバイス マネージャに戻ります。 [ドッキング時に RNA を使わないように設定する] 1. 上の手順 1 の操作を行います。 2. [ダイヤルアップ アダプタ] をダブルクリックし、[Docked] チェック ボックス をオフにします。 ショートカット キー ------------------- [ホット キー] * フォルダまたは Windows エクスプローラで、選択した項目に対して使用できる ショートカット キー キー 動作 ------------------------------------------------------------------------ F2 名前の変更 F3 フォルダやファイルの検索 Ctrl + X、C、V 切り取り、コピー、貼り付け Shift + Del 項目をごみ箱に入れずに直ちに削除 Alt + Enter プロパティの表示 Alt キーを押しながら ダブルクリック プロパティの表示 Ctrl キーを押しながら 右ボタンでクリック ショートカット メニューに [アプリケーションか ら開く] を追加 Shift キーを押しながら ダブルクリック Windows エクスプローラで項目を開く (ショートカッ ト メニューに [エクスプローラ] コマンドがある 場合) Shift キーを押しながら ファイルをドラッグ ファイルの移動 Ctrl キーを押しながら ファイルをドラッグ ファイルのコピー Ctrl + Shift キーを押し ながらファイルをドラッグ ショートカットの作成 Ctrl + Esc、Esc、Tab、 Shift + F10 タスクバーのプロパティの表示 [フォルダまたは Windows エクスプローラで使うキー] F4 (エクスプローラ) コンボ ボックスの表示 F5 最新の情報に更新 F6 左右のウィンドウやツールバーのボックスの一覧を 切り替える Ctrl + G (エクスプローラ) 移動 Ctrl + Z 元に戻す Ctrl + A すべて選択 BackSpace 1 つ上の階層のフォルダを表示 Shift キーを押しながら 閉じるボタンをクリック 選択したフォルダと、そのすべての親フォルダを閉 じる [Windows エクスプローラで使うキー] * (テンキーのアスタリスク) 選択したフォルダの下のすべてのサブフォルダを展 開して表示 - (テンキーのマイナス記号) 選択したフォルダを縮小して表示 + (テンキーのプラス記号) 選択したフォルダを展開して表示 → 選択したフォルダが縮小されている場合は、展開し て表示。縮小されていない場合は、最初のサブフォ ルダを選択。 ← 選択したフォルダが展開されている場合は、縮小し て表示。展開されていない場合は、親フォルダを選 択。 [プロパティ ダイアログ ボックスで使うキー] Ctrl + Tab または Ctrl + Shift + Tab プロパティ タブを切り替える [[ファイルを開く] および [名前を付けて保存] ダイアログ ボックスで使うキー] F4 [保存する場所] または [ファイルの場所] ボック スの一覧を表示 F5 最新の情報に更新 BackSpace フォルダが選択されている場合は、1 つ上の階層の フォルダを開く [汎用のショートカット キー] F1 ダイアログ ボックスの中の選択した項目のヘルプ を表示 F10 メニュー モードに移行 Shift + F10 選択した項目のショートカット メニューを表示 Ctrl + Esc [スタート] メニューの表示 Ctrl + Esc、Esc [スタート] ボタンにフォーカスを移動 Alt + Tab 直前に使っていたウィンドウに切り替える Shift キーを押しながら CD-ROM を挿入 CD を自動的に再生しない Alt + M (タスクバーに フォーカスがあるとき) すべてのウィンドウを最小化 [ユーザー補助機能のショートカット キー] ユーザー補助のキー割り付け -------------------------- PC-AT互換機とPC-98のキーボード配列およびキー数の違いにより、ユーザー補助機能 のキー割り付けが以下のように変更されています。 PC-AT版 PC-98版 ------------ ---------- NumLock HOME/CLR 左Shift NFER (PC-98の右・左Shiftは区別できないため) 右Shift SHIFT ScrollLock vf・5 Shift キーを 5 回押す 固定キーを使うかどうかを切り替える 右 Shift キーを 8 秒間 押し続ける フィルタ キーを使うかどうかを切り替える NumLock キーを 5 秒間 押し続ける 切り替えキーを使うかどうかを切り替える 左 Alt + 左 Shift + NumLock マウス キーを使うかどうかを切り替える 左 Alt + 左 Shift + PrintScreen ハイコントラストを使うかどうかを切り替える [Microsoft Natural Keyboard] Win + R ファイル名を指定して実行 Win + M すべてのウィンドウを最小化 Shift-Win + M 最小化したウィンドウをすべて元のサイズに戻す Win + F1 Windows のヘルプを表示 Win + E エクスプローラの起動 Win + F ファイルやフォルダの検索 Ctrl + Win + F コンピュータの検索 Win + Tab タスクバーのボタンの間でフォーカスを移動 Win + Break PSS ホット キー (システムのプロパティ) (注 : PC-98 シリーズ用の Microsoft Natural Keyboard は発売されていませんが、 上記の操作は Windows/Menu キーを持つ Windows 95 対応のキーボードでも有効です) モービル コンピューティング --------------------------- [複数のコンピュータの間でファイルを同じ状態に保つ] ポータブル コンピュータ、会社のデスクトップ コンピュータ、自宅のデスクトッ プ コンピュータなどの間でファイルを同じ状態に保つには、両方のデスクトップ コンピュータにブリーフケースを作り、ポータブル コンピュータにファイルを置き ます。次に、ポータブル コンピュータからそれぞれのデスクトップ コンピュータ にファイルをドラッグします。このようにすると、ポータブル コンピュータをドッ キング ステーションに接続するたびに、デスクトップ コンピュータのブリーフケー スによってファイルが最新の状態になります。 [2 番目のハードウェア環境 (非ドッキング時) の作成] ポータブル コンピュータを使っている場合、ドッキング ステーションに接続され ていない状態のハードウェア環境を 2 番目の環境として作るには、次のようにしま す。(たとえば、プリンタが接続されている環境のほかに、接続されていない環境を 作ります。) 1. コンピュータが正しく設定されていることを確かめ、マウスの右ボタンで [マイ コンピュータ] アイコンをクリックします。 2. [プロパティ] をクリックし、[ハードウェア環境] タブをクリックします。 3. ドッキングされていない状態のハードウェア環境を選び、[コピー] をクリック します。 4. 新しいハードウェア環境の名前を入力します。 5. [デバイス マネージャ] タブをクリックし、[更新] をクリックします。すべて のハードウェア デバイスの再列挙が行われ、新しい環境が作られます。 [ラップトップ コンピュータのバッテリーの残量表示] APM 機能を持つコンピュータでは、タスクバーのバッテリー インジケータをダブル クリックすると、バッテリー メーターが表示され、バッテリーの残量を確認できま す。 マルチメディアとサウンド ------------------------ オーディオ CD を挿入したときに自動再生が行われないようにするには、Shift キー を押しながら CD を挿入するか、または次のようにします。 1. フォルダを開きます (例: [マイ コンピュータ] フォルダ)。 2. [表示] メニューの [オプション] をクリックし、[ファイル タイプ] タブをク リックします。 3. [音楽 CD] をクリックし、[編集] をクリックします。 4. [アクション] ボックスの [再生] をクリックします。 5. [標準] をクリックします。これで、自動再生機能がオフになります。 注:[再生] コマンドが太字で表示されている場合は、自動再生が行われます。 太字で表示されていない場合は、自動再生が行われません。 [AVI ファイルからメディア プレーヤーを開く] AVI ファイルの再生中に、AVI ファイルのタイトルバーをダブルクリックすると、 メディア プレーヤーを開くことができます。メディア プレーヤーのタイトルバー をダブルクリックすると、メディア プレーヤーは終了します。 [マスター ボリューム インジケータ] マスター ボリューム インジケータをタスクバーに表示するには、次のようにしま す。 1. コントロール パネルの [マルチメディア] アイコンをダブルクリックします。 2. [オーディオ] タブをクリックし、[音量の調節をタスクバーに表示する] チェッ ク ボックスをオンにします。 3. タスクバーのボリューム (スピーカー) インジケータをクリックすると、マスター ボリューム コントロールが開きます。ボリューム (スピーカー) インジケータ をダブルクリックすると、[ボリューム コントロール] ダイアログボックスが開 きます。 [CD-ROM のキャッシュ サイズ] CD-ROM のキャッシュ サイズを設定するには、次のようにします。 1. コントロール パネルの [システム] アイコンをダブルクリックし、[パフォーマ ンス] タブをクリックします。 2. [ファイル システム] をクリックし、[CD-ROM] タブをクリックします。 [いろいろな場面で鳴らす音を設定する] いろいろな場面で鳴らす音を設定するには、コントロール パネルの [サウンド] ア イコンをダブルクリックします。 ネットワーク ------------ [使い方のヒント] 共有リソースにドライブ名を割り当てる代わりに、共有リソースへのショートカッ トをデスクトップに置いたり、[スタート] メニューに入れたりできます。たとえば、 \\documents\user\dave にドライブ Z を割り当てる代わりに、この共有リソースへ のショートカットを作っておきます。このようにすると、必要なときだけ共有リソー スに接続されます。 グループで作業する環境では、共同で使うサーバーにフォルダを作り、その中に共 有リソースへのショートカットを入れておくと便利です。個々のユーザーは、この フォルダへのショートカットを自分のデスクトップに作ると、共有リソースに簡単 にアクセスできるようになります。 [リモート サーバーのファイルの検索] 1. [スタート] ボタンをクリックし、[検索] をポイントします。次に、[ファイル やフォルダ] をクリックします。 2. [名前] ボックスにファイル名を入力します。 3. [探す場所] ボックスにパスを入力し、Enter キーを押します。 [ネットワーク情報に簡単にアクセスする] ネットワーク上の位置へのショートカットを [ネットワーク コンピュータ] フォル ダに入れておきます。ネットワークからログオフしても、ショートカットは消えま せん。また、ダイヤルアップ ネットワークがインストールされていれば、ダイヤル アップ ネットワークでも使用できます。 [ネットワーク サーバーや共有リソースに簡単に接続する] [スタート] メニューの [ファイル名を指定して実行] をクリックし、UNC パス名を 入力します。たとえば、"\\server" と入力すると、server というコンピュータの ウィンドウが開き、そのコンピュータの共有リソースが表示されます。また、 "\\server\share\direct" と入力すると、\\server\share という共有リソースに ある direct というフォルダが開きます。 [ネットワーク プロパティを簡単に開く] マウスの右ボタンで [ネットワーク コンピュータ] アイコンをクリックすると、 [ネットワーク] ダイアログ ボックスを簡単に表示できます。 [ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックス ---------------------------------------------- [キーボードから開く] Ctrl キーと Esc キーを押しながら R キーを押すと、[ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックスが表示されます。Microsoft Natural Keyboard では、Win キー を押しながら R キーを押します。 [[ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックスからフォルダを開く] フォルダを開くには、ローカル パス名または UNC パス名を入力します。たとえば、 "C:\Windows\System" と入力すると、System フォルダが開きます。また、 "\\server\share\direct" と入力すると、\\server\share という共有リソースに ある direct というフォルダが開きます。 [プログラムの実行] フォルダの中からプログラムを実行できます。目的のフォルダを開き、[スタート] メニューの [ファイル名を指定して実行] をクリックします。 [スタート] メニュー ------------------- [ショートカット キー] Ctrl キーを押しながら Esc キーを押すと、[スタート] メニューが表示されます。 Microsoft Natural Keyboard では、Win キーを押します。 [[スタート] メニューに項目を追加する] 項目 (フォルダ、ショートカット、プログラム、またはドキュメント) を [スター ト] ボタンにドラッグすると、[スタート] メニューの一番上にメニュー項目が登録 されます。フォルダの場合は、メニュー項目をポイントすると、フォルダの内容が 表示されます。 [[スタート] メニューの項目の変更] マウスの右ボタンで [スタート] ボタンをクリックし、[開く] または [エクスプロー ラ] をクリックすると、[スタート] メニューの内容が表示され、項目を変更できま す。 [[スタート] メニューの項目に簡単にアクセスする] [スタート] メニューの上部に登録されているプログラムのアイコンに番号を付ける と、プログラムをすばやく起動できるようになります。プログラムの名前を変え、 名前の前に番号を付けます。Ctrl キーと Esc キーを押しながら番号を押すと、プ ログラムが起動します。 [[最近使ったファイル] メニューを空にする] 1. [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントします。次に、[タスクバー] をクリックします。 2. [[スタート] メニューの設定] タブをクリックし、[クリア] をクリックします。 タスクバー ---------- [タスクバーがいっぱいのとき] タスクバーがいっぱいのときにタスクバーのショートカット メニューを開くには、 マウス ポインタをタスクバーの端に移動し、マウスの右ボタンでタスクバーをクリッ クします。タスクバーをドラッグする場合も、この方法を使います。 [タスクバーを表示しないようにする] 1. タスクバーの何もない部分をマウスの右ボタンでクリックし、[プロパティ] を クリックします。 2. [タスクバー オプション] タブをクリックし、[自動的に隠す] チェック ボック スをオンにします。 タスクバーの場所にマウス ポインタを移動すると、タスクバーが表示されます。 [タスクバーの移動] タスクバーは、画面の上下左右にドラッグして移動できます。 [言語とキーボード レイアウト] キーボード レイアウトを変えるには、次のようにします。 1. コントロール パネルの [キーボード] アイコンをダブルクリックします。 2. [言語] タブをクリックし、必要に応じて言語を追加します。 3. [タスクバー上に状態を表示] チェック ボックスをオンにします。 設定が終わると、多国語インジケータがタスクバーに表示されます。多国語イン ジケータをクリックすると、ほかの言語を選択できます。 システム ツール --------------- [システム モニター] システム リソース、スレッド、およびプロセッサの使用状況を監視します。 [ドライブスペース] ドライブスペースを使うと、ハード ディスクやフロッピー ディスクを圧縮し、空 き領域を増やすことができます。また、DoubleSpace または DriveSpace ですでに 圧縮されているドライブを再設定することもできます。 [バックアップ (復元)] バックアップを使うと、テープ ドライブ、フロッピー ディスク、ネットワーク ド ライブなどにファイルをバックアップしたり、バックアップしたファイルを復元し たりできます。 [デフラグ] デフラグを使うと、ハード ディスク上のファイルの断片を再配置し、ハード ディ スクへのアクセスを高速化できます。 [ネット ウォッチャー] ネット ウォッチャーを使うと、自分のコンピュータの共有リソースの使用状況を調 べることができます。また、共有フォルダを追加したり、自分のコンピュータ、ま たは指定したファイルに接続しているユーザーを切断したりできます。 [スキャンディスク] スキャンディスクを使うと、ハード ディスクの論理エラーと物理エラーをチェック できます。エラーが見つかると、破損している領域が修復されます。 ウィンドウの操作 ---------------- [MS-DOS プロンプトのウィンドウ表示とフルスクリーン表示の切り替え] Alt キーを押しながら Enter キーを押します。 [開いているウィンドウをすべて閉じる] フォルダを開くたびに新しいウィンドウが作られる設定になっている場合、開いて いるウィンドウをすべて閉じるには、Shift キーを押しながらタイトル バーの右上 隅の閉じる (X) ボタンをクリックします。 [重ねて表示、並べて表示、全ウィンドウを最小化] マウスの右ボタンでタスクバーをクリックし、適切なコマンドをクリックします。 その他のヒントとテクニック -------------------------- [システムの構成の概要] システムの構成の概要を印刷するには、コントロール パネルの [システム] アイコ ンをダブルクリックし、[デバイス マネージャ] タブをクリックします。次に、[コ ンピュータ] をクリックし、[印刷] をクリックします。 [クイック ビューア] クイック ビューアがインストールされている場合、クイック ビューアに対応して いる形式のファイルであれば、すばやく内容を見ることができます。マウスの右ボ タンでファイルをクリックし、[クイック ビューア] をクリックします。 また、NOTEPAD.EXE へのリンクを SendTo フォルダに作ることもできます。その後、 マウスの右ボタンでファイルをクリックし、[送る] をクリックします。次に、[メ モ帳] をクリックすると、メモ帳でファイルが開かれます。 [ディスク ツールの起動] [マイ コンピュータ] ウィンドウのドライブ アイコンをマウスの右ボタンでクリッ クし、[プロパティ] をクリックします。次に、[ツール] タブをクリックすると、 スキャンディスク、バックアップ、およびデフラグを起動できます。 [Windows 3.1 のプログラム グループの変換] Windows 3.1 のプログラム グループは、次の 2 つの方法で変換できます。 1. .GRP ファイルをダブルクリックします。自動的に Windows 95 のフォルダに変 換されます。 2. GRPCONV コマンドに /m パラメータを付けて実行します。変換するグループを選 ぶダイアログ ボックスが表示されます。 [アプリケーションから開く] 特定のプログラムに関連付けられているファイルを別のプログラムで開くには、 Shift キーを押しながらマウスの右ボタンでファイルをクリックします。次に、[ア プリケーションから開く] をクリックし、プログラムを指定します。 [ホット キー] [スタート] メニューや、そのサブフォルダの中のショートカットにホット キーを 割り当てておくと、プログラムをすばやく起動できます。 [画面の解像度] 画面の解像度をすばやく変えるには、マウスの右ボタンでデスクトップをクリックし、 [プロパティ]をクリックします。次に、[ディスプレイの詳細] タブをクリックし、 [デスクトップ領域] のつまみを動かします。 [ダイアログ ボックスの項目のヘルプ] ダイアログ ボックスの右上には、[?] ボタンがあります。このボタンをクリックし、 ダイアログ ボックスの中の項目をクリックすると、その項目の簡単なヘルプが表示 されます。 [検索ツール] ファイル、メール メッセージ、コンピュータ、The Microsoft Network のファイル などを検索するには、[スタート] メニューの [検索] コマンドを使います。[検索] ダイアログ ボックスで、[ファイル] メニューの [検索条件を保存] をクリックす ると、検索条件を保存できます。 [ビットマップ ビューア] ペイントは、ビットマップ ビューアとして使用できます。ビットマップのアイコン をペイントのウィンドウにドラッグします。 [ファイル名と拡張子] Windows 95 のアプリケーションでは、次のようなファイル名が有効です。 12345678.ABC (MS-DOS 名) 12345678.ABCDEF (長い拡張子) 123456789012345678901234567890123456789.ABC (長いファイル名) 1234567890123456789012345678901234567890.ABCDEF (長いファイル名と長い拡張子) This is a valid filename (スペースが含まれる長いファイル名) 長いファイル名に対応する MS-DOS 名を調べるには、マウスの右ボタンでファイル をクリックし、[プロパティ] をクリックします。 [開発者のためのテクニック] レジストリ エントリを変えた場合など、タスクバーを再起動する必要がある場合は、 Ctrl + Alt + Del キーを押し、Windows エクスプローラを終了します。[Windows の終了] ダイアログ ボックスが表示されたら、[いいえ] をクリックします。次の ダイアログ ボックスが表示されたら、[終了] をクリックします。このようにすると、 タスクバーは削除され、再起動されます。 [起動ディスクの作成] Windows が正しく起動しない場合のための起動ディスクを作るには、コントロール パネルの [アプリケーションの追加と削除] アイコンをダブルクリックし、[起動ディ スク] タブをクリックします。 [ファイルの移動や名前の変更を元に戻す] ファイルをどこに移動したかわからなくなってしまった場合や、ファイルの名前を 誤って変えてしまった場合は、[編集] メニューの [元に戻す] をクリックするか、 または Alt キーを押しながら BackSpace キーを押します。 [画面のプロパティ] マウスの右ボタンでデスクトップをクリックし、[プロパティ] をクリックすると、 [画面のプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。デスクトップの背景、 スクリーン セーバー、画面のデザイン、およびモニターの設定を変更できます。表 示用の標準のフォントを変えるには、[デザイン] タブでフォントを指定します。 [タスクバーの時計の使い方のヒント] タスクバーの時計の上にマウス ポインタを置くと、日付が表示されます。 タスクバーの時計をダブルクリックすると、システムの日付と時刻、およびタイム ゾーンを設定できます。 タスクバーから時計を消すには、次のようにします。 1. マウスの右ボタンでタスクバーをクリックし、[プロパティ] をクリックします。 2. [タスクバー オプション] タブをクリックし、[時計を表示] チェック ボックス をオフにするか、または C キーを押します。 [コンピュータのプロパティを簡単に開く] コンピュータのプロパティ ([システムのプロパティ] ダイアログ ボックス) を表 示するには、マウスの右ボタンで [マイ コンピュータ] アイコンをクリックし、 [プロパティ] をクリックします。Microsoft Natural Keyboard では、Win キーを 押しながら Break キーを押します。 ネットワークのプロパティ ([ネットワーク] ダイアログ ボックス) を表示するには、 マウスの右ボタンで [ネットワーク コンピュータ] アイコンをクリックし、[プロ パティ] をクリックします。 [マウスの代わりに方向キーを使う] マウス キーを有効にすると、マウスを使わずにポインタを動かすことができます。 コントロール パネルの [ユーザー補助] アイコンをダブルクリックし、[マウス] タブをクリックします。次に、[マウス キーを使う] チェック ボックスをオンにし ます。 [コントロール パネルに簡単にアクセスする] 1. マウスの右ボタンで [スタート] ボタンをクリックし、[エクスプローラ] をク リックします。 2. [スタート メニュー] フォルダの中に "コントロール パネル" というフォルダ を作ります。(別の名前でもかまいません。) 3. 実際の [コントロール パネル] フォルダを開き、すべてのアイコンを選びます。 次に、新しく作ったフォルダにマウスの右ボタンでドラッグします。このように すると、コントロール パネルのすべてのアイコンへのショートカットが作られ ます。 4. すべてのウィンドウを閉じ、[スタート] ボタンをクリックします。新しく作っ たフォルダをポイントすると、コントロール パネルのすべてのアイコンが表示 されます。 [[送る] コマンドで項目を送る] SendTo フォルダには、どのようなショートカットでも入れることができます。通常 は、プリンタ、FAX、ネットワーク ドライブ、または Windows アプリケーションへ のショートカットを入れておきます。SendTo フォルダを探すには、[スタート] ボ タンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[ファイル名 を指定して実行] ダイアログ ボックスに "Sendto" と入力すると、SendTo フォル ダを開くことができます。マウスの右ボタンで項目をドラッグし、SendTo フォルダ に入れておくと、その項目へのショーとカットが [送る] メニューに表示されます。 ファイルやフォルダのアイコンをマウスの右ボタンでクリックし、[送る] をクリッ クすると、項目を送る先を選択できます。