-------------------------------------------------------------- Microsoft Plus! for Windows 95 README: インターネット接続 1995 年 11 月 -------------------------------------------------------------- (c) Copyright Microsoft Corporation, 1995 このファイルでは、Microsoft Plus! のマニュアルやオンライン ヘルプに記述されていない追加情報や最新情報について説明しています。 インターネット ジャンプスタート キットのインストールと使用方法に関する追加情報は、Microsoft の World Wide Web サーバーから入手できます。サーバーのアドレスは次のとおりです。 http://www.msn.net このファイルの読み方 -------------------- メモ帳を使ってこのファイルを読むときは、メモ帳のウィンドウを最大化すると読みやすくなります。 このファイルを印刷するには、メモ帳またはほかのワード プロセッサでファイルを開き、[ファイル] メニューの [印刷] をクリックしてください。 目次 ==== PC カード (PCMCIA) モデムのインストール シリアル ライン インターネット プロトコル (SLIP) サポート 接続先への手動でのログオン ダイヤルアップ ネットワーク スクリプトの使用 ローカル エリア ネットワークの代理サーバーまたはファイヤ ウォールの使用 Progressive Networks の RealAudio の使用 インターネット エクスプローラと仮想メモリ PC カード (PCMCIA) モデムのインストール ======================================= ダイヤルアップ ネットワークで PC カード (PCMCIA) モデムを使ってインターネットに接続する場合、まだモデムをインストールしていないときには、インターネット セットアップ ウィザードを実行する前に、Windows 95 の 32 ビット PC カード サポートをオンにしておく必要があります。 32 ビット PC カード サポートをオンにするには 1. [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントします。次に、[コントロール パネル] をクリックします。 2. [PC カード (PCMCIA)] アイコンをダブルクリックし、PC カード (PCMCIA) ウィザードを起動します。その後、画面に表示される指示に従って操作してください。 注:[PC カード (PCMCIA)] アイコンが表示されていない場合は、PC カード (PCMCIA) ドライバをインストールする必要があります。PC カード (PCMCIA) ドライバをインストールするには、[ハードウェア] アイコンをダブルクリックし、ハードウェア ウィザードの 2 番目の画面で [いいえ] をクリックします。次に、[次へ] をクリックし、[ハードウェアの種類] ボックスの一覧で、[PCMCIA ソケット] をクリックします。その後、画面に表示される指示に従って操作してください。 シリアル ライン インターネット プロトコル (SLIP) への対応 ========================================================= SLIP または CSLIP 接続 ---------------------- インターネット ジャンプスタート キットでは、ダイヤルアップ ネットワークの接続プロトコルとして、PPP (ポイント ツー ポイント プロトコル)、SLIP (シリアル ライン インターネット プロトコル)、および CSLIP (圧縮 SLIP) の 3 種類に対応しています。このうち、インターネット セットアップ ウィザードでセットアップされるのは、PPP を使ったダイヤルアップ接続だけです。インターネット アクセス プロバイダに応じて SLIP または CSLIP 接続を使う必要がある場合は、次の手順に従って操作してください。 1. Microsoft Plus! をセットアップするときに、インターネット セットアップ ウィザードを実行し、ダイヤルアップ ネットワークの接続をセットアップします。 Microsoft Plus! のセットアップ後に、インターネット セットアップ ウィザードを実行することもできます。この場合は、[スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイントします。次に、[アクセサリ] をポイントし、[インターネット ツール] をポイントします。次に、[インターネット セットアップ ウィザード] をクリックします。 接続先のインターネット アクセス プロバイダで、SLIP または CSLIP 接続を確立するためにコマンドを入力する必要がある場合は、[呼び出してからターミナル ウィンドウを表示] チェック ボックスがオンになっていることを確かめます。 ヒント:ダイヤルアップ スクリプトを使って、必要なコマンドの入力を自動化することもできます。詳細については、「ダイヤルアップ ネットワーク スクリプトの使用」を参照してください。 2. [マイ コンピュータ] アイコンをダブルクリックし、[ダイヤルアップ ネットワーク] アイコンをダブルクリックします。 3. 手順 1. でセットアップした接続をクリックし、[ファイル] メニューの [プロパティ] をクリックします。 4. [サーバーの種類] をクリックします。次に、[サーバーの種類] ボックスで、[SLIP: UNIX 接続] または [CSLIP: UNIX 接続 (IP ヘッダー圧縮)] をクリックし、[OK] をクリックします。 既存の SLIP 接続とインターネット セットアップ ウィザードの実行 -------------------------------------------------------------- SLIP を使うダイヤルアップ ネットワークの接続が既にセットアップされている場合は、インターネット セットアップ ウィザードを実行すると、既存の接続で設定されているサーバーの種類が PPP に変更されます。 サーバーの種類を SLIP に戻すには、次の手順に従って操作してください。 1. [マイ コンピュータ] アイコンをダブルクリックし、[ダイヤルアップ ネットワーク] アイコンをダブルクリックします。 2. 設定を変える接続をマウスの右ボタンでクリックし、[プロパティ] をクリックします。 3. [サーバーの種類] をクリックします。 4. [サーバーの種類] ボックスの [SLIP: UNIX 接続] をクリックし、[OK] をクリックします。 5. プロパティ ダイアログ ボックスで [OK] をクリックし、変更内容を保存します。 接続先への手動でのログオン ========================== インターネット アクセス プロバイダによっては、インターネットとの接続を確立するために手動でログオンしなければならないことがあります。このような接続をインターネット セットアップ ウィザードでセットアップするときは、[呼び出してからターミナル ウィンドウを表示] チェック ボックスがオンになっていることを確かめます。 ウィザードの実行後に設定を変えるには、次の手順に従って操作してください。 1. [マイ コンピュータ] アイコンをダブルクリックし、[ダイヤルアップ ネットワーク] アイコンをダブルクリックします。 2. 設定を変える接続をマウスの右ボタンでクリックし、[プロパティ] をクリックします。 3. [設定] をクリックし、[オプション設定] タブをクリックします。 4. [呼び出してからターミナル ウィンドウを表示] チェック ボックスがオンになっていることを確かめ、[OK] をクリックします。 5. プロパティ ダイアログ ボックスの [OK] をクリックし、変更内容を保存します。 ヒント:ダイヤルアップ ネットワーク スクリプトを使って、インターネットへの接続を自動化することもできます。詳細については、次の「ダイヤルアップ ネットワーク スクリプトの使用」を参照してください。 ダイヤルアップ ネットワーク スクリプトの使用 ============================================ インターネット アクセス プロバイダによっては、インターネットとの接続を確立するために、手動による操作手順が必要なことがあります。ダイヤルアップ ネットワーク スクリプトを使うと、このような操作手順を自動化できます。接続先のインターネット アクセス プロバイダが、接続を自動化するためにスクリプトを使うことを推奨している場合は、インターネット セットアップ ウィザードの実行後、スクリプト ファイルを作ります。次に、ダイヤルアップ スクリプト ツールを使って、既にセットアップ済みのダイヤルアップ ネットワークの接続にスクリプト ファイルを割り当てます。 ダイヤルアップ ネットワーク スクリプトの作成方法、およびダイヤルアップ ネットワークを使ったインターネットとの接続にスクリプトを割り当てる方法の詳細を参照するには、次のようにします。 1. [スタート] ボタンをクリックし、[ヘルプ] をクリックします。 2. [Microsoft Plus! for Windows 95] の左の本のアイコンをダブルクリックします。 3. [ネットワークとインターネットを使う] の左の本のアイコンをダブルクリックし、[ダイヤルアップ ネットワークの接続を自動化する] をクリックします。次に、[表示] をクリックします。 4. ヘルプ トピックに表示される指示に従って操作してください。 ローカル エリア ネットワークの代理サーバーまたはファイヤ ウォールの使用 ======================================================================= インターネットのほかのユーザーがローカル エリア ネットワークにアクセスできないようにするため、代理サーバーやファイヤ ウォールを使う場合は、次のようにします。 1. Microsoft Plus! をセットアップするときに、インターネット セットアップ ウィザードを実行します。 Microsoft Plus! のセットアップ後に、インターネット セットアップ ウィザードを実行することもできます。この場合は、[スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイントします。次に、[アクセサリ] をポイントし、[インターネット ツール] をポイントします。次に、[インターネット セットアップ ウィザード] をクリックします。 2. ローカル エリア ネットワークの TCP/IP を使ってインターネットに接続するようにコンピュータを設定します。 3. ゲートウェイ アドレスの入力を求められたら、ネットワーク管理者から指定されたアドレスを入力します。ただし、ネットワークの経路情報の管理にゲートウェイが使われている場合に限ります。 注:ゲートウェイ コンピュータは、ローカル エリア ネットワークをインターネットから保護する代理サーバーやファイヤ ウォールとは異なります。ゲートウェイ アドレスには、代理サーバーやファイヤ ウォールのアドレスを入力しないでください。 4. [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントします。次に、[コントロール パネル] をクリックします。 5. [インターネット] アイコンをダブルクリックし、[詳細設定] タブをクリックします。 6. [代理サーバーを使う] チェック ボックスがオンになっていることを確かめます。 7. [代理サーバー] ボックスに、代理サーバーとして使う http サーバーのアドレスとポート番号を入力します。たとえば、次のように入力します。 http://myproxy.mycompany.co.jp:80 代理サーバーを経由せずにアクセスできるようにするインターネット上のコンピュータ名、ドメイン名、およびポート番号を、[バイパスする代理サーバー] ボックスに入力します。各項目はカンマで区切ります。 [代理サーバー] または [バイパスする代理サーバー] ボックスに入力する内容がわからない場合は、ネットワーク管理者にお問い合わせください。各項目のヘルプを表示するには、ダイアログ ボックスの右上の [?] ボタンをクリックし、目的の項目をクリックしてください。 Progressive Networks の RealAudio の使用 ======================================== インターネット ジャンプスタート キットには、Progressive Networks の RealAudio に対応するためのファイルが含まれています。RealAudio を使うと、モデムまたはネットワーク経由で接続されたインターネット上のオーディオ ファイルを、リアル タイムで再生できます。RealAudio を使うには、Windows 95 に対応したサウンド カードがコンピュータにインストールされている必要があります。RealAudio は、i486/33 またはそれより高速なプロセッサを搭載したコンピュータで使うことをお勧めします。 RealAudio を試すには、http://www.realaudio.com に接続してください。 注:ローカル エリア ネットワークから代理サーバーまたはファイヤ ウォールを経由してインターネットに接続している場合は、RealAudio は動作しません。 インターネット エクスプローラと仮想メモリ ========================================= インターネット エクスプローラを実行するには、仮想メモリが使用できるように設定されている必要があります。仮想メモリが使用できない場合、インターネット エクスプローラは正しく動作しません。仮想メモリが使用できるかどうかを確かめるには、次のようにします。 1. [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントします。次に、[コントロール パネル] をクリックします。 2. [システム] アイコンをダブルクリックし、[パフォーマンス] タブをクリックします。 3. [仮想メモリ] をクリックします。 4. [自分で設定する] が選ばれている場合は、[仮想メモリを使わない (通常は選択しないでください)] チェック ボックスがオフになっていることを確かめます。このチェック ボックスがオンになっている場合は、仮想メモリを使用できないため、インターネット エクスプローラは動作しません。 ヒント: [自動設定 (推奨)] をクリックすると、仮想メモリは自動的に管理されるようになります。