------------------------------------------------------------------- Microsoft Windows 95 README:セットアップ 1996 年 8 月 ------------------------------------------------------------------- (c) Copyright Microsoft Corporation, 1996 このファイルでは、Microsoft Windows 95 のマニュアルやオンライン ヘルプに記 述されていない追加情報や最新情報について説明しています。 このファイルの読み方 -------------------- メモ帳を使って画面でこのファイルを読むときは、メモ帳のウィンドウを最大化す ると読みやすくなります。 このファイルを印刷するには、メモ帳またはほかのワード プロセッサでファイルを 開き、[ファイル] メニューの [印刷] をクリックしてください。 目次 ==== SETUP.TXT セットアップを始める前に スキャンディスクを使ったセットアップ中のハード ディスクの問題の発見と修復 Windows 95 のアンインストール 圧縮ドライブを使っている場合 Windows NT からセットアップする場合 OS/2 からセットアップする場合 LANtastic を使っているコンピュータにセットアップする場合 セットアップのエラー メッセージ セットアップに関する一般的な注意事項 メモリ マネージャ ディスク キャッシュ プログラム アンチ ウィルス ソフトウェア 常駐型 (TSR) プログラムとドライバの使用 セットアップに関する確認済みの問題 BOOT DISK からのセットアップ SETUP.TXT ========= このファイルには、Windows 95 セットアップの実行中に起こる可能性のある問題に ついての情報が記述されています。 注:Windows 95 をセットアップする前に、ハード ディスクのウィルス チェックを 行うことをお勧めします。MS-DOS 6.x を使っている場合は、セットアップの前 に MSAV(PC-9800 シリーズの場合は VB98.EXE) を実行してください。 セットアップを開始する前に、実行中のスクリーン セーバーを終了し、アンチ ウィ ルス ソフトウェアを無効にする必要があります。 セットアップを始める前に ======================== セットアップを行うには、7.6MBytes 以上のメモリが必要です。 セットアップは、NEC 製 MS-DOS 5.0 以上を使用して実行してください。 PC-FD321/322 を用いてフロッピーディスクからの セットアップはできません。 セットアップを実行するときに起動したハードディスクドライブ(パーティション) が Windows 95 の起動ドライブになります。 Windows 95 のセットアップを行う前に config.sys に files=30(または 30 以上) の指定があるハードディスクドライブから起動していることを確認して下さい。そ うでないときは、config.sys に files=30 の指定を追加して システムを起動し直 して下さい。 メモリマネージャは NEC 製のもの(Windows 3.1 または MS-DOS 6.2 に 添付され ている HIMEM.SYS 及び EMM386.EXE)を お使い下さい。MS-DOS 5.0 に添付されてい るものは使用しないで下さい。 ネットワークサーバへのセットアップを行う際 セットアップ後のブート方法として HD ブートのみが指定できます。FD ブートを指定してはいけません。 Windows 95 では MS-DOS/Windows 3.1 用の Plug & Play サポートソフトウェアは使用 できません。Plug & Play サポートソフトウェアご利用の環境で、Windows 95 のセッ トアップを行うと、セットアップ終了後に、全ての Plug & Play サポートソフトウェ アの設定が無効になります。 これに関連して、Windows 95をセットアップする際、以下のことについて注意する 必要があります。 - PC カードスロット増設ボード (PC-9801-102)/アダプタ (PC-9821XA/XE-E01 および PC-9821Xa10/C12 に標準添付のアダプタ)に接続されたセットアップ媒体から Windows 95 をセットアップする場合 Windows 95 は、PC カードスロット増設ボード/アダプタ (PnP モード) + PC カードに 接続されたセットアップ媒体からセットアップを行うことが出来ません。 以下の手順で Plug & Play サポートソフトウェアを削除してからセットアップを 行ってください。 1. お手持ちの PC カードスロット増設ボード/アダプタを非 PnP モードに設定してく ださい。 2. 「Plug & Play サポートソフトウェア」の「環境設定ユーティリティ」を実行 して Plug & Play 機能を削除してください。 3. 「PC カードユーティリティ」の「Wcardcfg」を使用して PC カードサポート ソフトウェアの登録を行ってください。 4. Windows 95 のセットアップを行ってください。 - MS-DOS/Windows 3.1 の Plug & Play 機能が登録されたノートパソコンで、PC カー ドに接続されたセットアップ媒体から Windows 95 をセットアップする場合 Windows 95 は、MS-DOS/Windows3.1 の Plug & Play 機能が登録された環境で、PC カードに接続されたセットアップ媒体からセットアップを行うことが出来ません。 以下の手順で Plug & Play サポートソフトウェアを削除してからセットアップを 行ってください。 1. 「Plug & Play サポートソフトウェア」の「環境設定ユーティリティ」を使用 して Plug & Play 機能を削除してください。 2. 「PC カードユーティリティ」の「Wcardcfg」を使用して PC カードサポート ソフトウェアの登録を行ってください。 3. Windows 95 をセットアップを行ってください。 MS-DOS 上からセットアップを起動する場合 --------------------------------------- MS-DOS 5.0 + NetWare クライアント がインストールされており、かつ MS-DOS 5.0 に添付されている EMM386.EXE が起動ドライブの config.sys に組み込まれている時 は、config.sys から EMM386.EXE 行を削除した後 マシンを再起動してセットアップ を実行して下さい。 セットアップ中のネットワーク設定の画面で TCP/IP プロトコルのプロパティシー トを表示すると、タブの部分が画面に表示されません。 Cドライブ起動セットアップ ------------------------- Cドライブ起動セットアップを行うには SETUP /AT を実行して下さい。 現在 Aドライブとして使用しているドライブを、Cドライブとして 使用できる ようにセットアップします。 アサイン変換の例は以下の通りです。 例 1 「変換前」 A:HD@ B:HDA C:HDB D:FD@ 「変換後」 A:FD@ B:FD C:HD@ D:HDA E:HDB B: はダミーのFD ドライブになります。 例 2 「変換前」 A:HD@ B:HDA C:HDB D:FD@ E:FDA 「変換後」 A:FD@ B:FDA C:HD@ D:HDA E:HDB 例 3 「変換前」 A:HD@ B:HDA C:HDB D:FD@ E:FDA F:FDB 「変換後」 A:FD@ B:FDA C:HD@ D:HDA E:HDB F:FDB アップグレードセットアップはできません。 C ドライブ起動セットアップでは セットアップ前にどのパーティションからブ ートしていようとも、一番先頭のアクティブパーティションが Windows 95 の ブートドライブに設定されます。一番先頭のアクティブパーティションは Windows 95 を使用時には、ドライブC としてアサインされます。 セットアップ中に表示されるドライブ名表記は C ドライブ起動アサイン以前の ものです。 システム中に DblSpace で圧縮したドライブが存在する場合は C ドライブ起動 セットアップはできません。 C ドライブ起動セットアップを行った後 Windows 95 の DrvSpace を使用した場 合、それ以降は他のパーティションから MS-DOS 6.2 の DblSpace を使用できませ ん。 C ドライブ起動セットアップを行った後 他のパーティションから MS-DOS 6.2 を起 動し DblSpace を使用した場合、それ以降は Windows 95 の DrvSpace を使用でき ません。 NetWare を用いたネットワークセットアップはできません。 ネットワークサーバへのセットアップで C ドライブ起動セットアップはできません。 スキャンディスクを使ったセットアップ中のハード ディスクの問題の発見と修復 ========================================================================= Windows 95 セットアップでは、自動的にスキャンディスクが実行され、ハード ディ スクに問題がないかどうかが検査されます。問題が発見されると、修復するまでセッ トアップを継続できません。 注:セットアップ中に実行される MS-DOS 版のスキャンディスクでは、長いファイ ル名に関するエラーが検出される場合がありますが、修正はできません。この エラーが起こっても、セットアップは継続されますが、セットアップが完了し た後、Windows 95 で新しい Windows 版のスキャンディスクを実行し、エラー を修正する必要があります。 ハード ディスクの問題の修復 --------------------------- セットアップ中に、スキャンディスクを実行し、ハード ディスクの問題を修正する 必要があるというメッセージが表示された場合は、次の手順に従って問題を修復し てください。 MS-DOS または Windows 3.1 など前のバージョンの Windows からセットアップを実 行する場合は、次のようにします。 1. Windows を終了します。 2. フロッピー ディスクからセットアップする場合は、セットアップ ディスク 1 をドライブに挿入し、コマンド プロンプトで次の行を入力します。 a:scandisk.exe /all "a" の部分には、Windows のディスクを挿入したドライブを指定します。 CD-ROM からセットアップする場合は、CD-ROM を挿入し、次の行を入力します。 f:\win95\scandisk.exe /all "f" の部分には、CD-ROM を挿入したドライブを指定します。 4. 画面に表示される指示に従って、スキャンディスクで検出された問題を修正しま す。 5. Windows を起動し、もう一度セットアップを実行します。 前のバージョンの Windows 95 からセットアップする場合は、次のようにします。 1. セットアップを終了します。 2. [スタート] メニューの [プログラム] をポイントし、[アクセサリ] をポイント します。次に [システム ツール] をポイントし、[スキャンディスク] をクリッ クします。 3. ハード ディスクとホスト ドライブにエラーがないかどうかを検査し、問題が発 見された場合は修復します。 注:MS-DOS からセットアップを実行している場合は、スキャンディスクが実行され るため、セットアップ中にほとんどの問題が修正できます。 スキャンディスクの実行に関する問題 ---------------------------------- セットアップ中に、スキャンディスクを実行するためのメモリが不足しているとい うメッセージが表示された場合は、コンベンショナル メモリや上位メモリの空き容 量を増やし、もう一度セットアップを実行してください。MS-DOS 6.x を使っている 場合は、MEMMAKER を実行して空きメモリを増やしてください。 それでもメモリが足りない場合、またはセットアップからスキャンディスクを実行 している間に、ほかの問題が起きた場合には、セットアップを起動するときに /IS オプションを使うと、スキャンディスクを省略できます。この場合、次のコマンド を入力してください。 setup /is 注:セットアップのときは、なるべくスキャンディスクを省略しないでください。 スキャンディスクを省略した場合は、ハード ディスクに問題があると、Windows 95 をインストールできなかったり、Windows 95 が正しく動作しなかったりす ることがあります。 /IS オプションを指定してセットアップを実行しても問題が起きる場合は、セット アップを起動するときに /IQ オプションを指定してください。この場合は、次のよ うにコマンドを入力します。 setup /is /iq Windows 95 のアンインストール ============================= セットアップのとき、後で Windows 95 をアンインストールできるようにシステム ファイルを保存できます。後で Windows 95 をアンインストールする場合は、[はい] を選んでください。圧縮された隠しファイルにシステム ファイルが保存されます。 後で Windows 95 をアンインストールする必要がない場合は、[いいえ] を選んでく ださい。 次の場合には、このセットアップ オプションは表示されません。 - 前のバージョンの Windows 95 からアップグレードする場合 - 新しいディレクトリにインストールする場合 注:アンインストール ファイルは、自分のコンピュータのハード ディスクに保存 する必要があります。ネットワーク ドライブやフロッピー ディスクには保存 できません。コンピュータにハード ディスクが複数ある場合は、アンインストー ル情報を保存するドライブを選択できます。 注:セットアップのときに、システム ファイルが保存できないというメッセージが 表示された場合は、このファイル (SETUP.TXT) の後半の「セットアップのエラー メッセージ」の項目を参照してください。 Windows 95 をアンインストールし、システムを前のバージョンの MS-DOS または Windows 3.1 に完全に戻すには、次のようにします。 1. [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントします。次に、[コントロー ル パネル] をクリックします。 2. [アプリケーションの追加と削除] アイコンをダブルクリックします。 3. [セットアップと削除] 画面で、[Windows 95] をクリックし、[削除] をクリッ クします。 または、Windows 95 を正常に起動できない場合は、起動ディスクを使ってコンピュー タを起動し、起動ディスクから UNINSTAL を実行してください。 注:アンインストール プログラムでは、Windows 95 をシャットダウンする必要が あります。このときにコンピュータに問題が起きた場合は、コンピュータを再 起動し、"Windows 95を起動しています..." というメッセージが表示されたら F8 キーを押します。次に、[コマンドプロンプトのみ] を選び、コマンド プロ ンプトから UNINSTAL を実行します。 セットアップが正常に完了せず、前のバージョンの MS-DOS と Windows を復元する 場合は、ハード ディスクの \Windows\Command ディレクトリ、または起動ディスク を作成した場合は起動ディスクから UNINSTAL を実行できます。 C ドライブ以外のドライブにファイルを保存した場合は、次の例のように、/w オプ ションでファイルのあるドライブを指定します。 uninstal /w e: "e:" の部分には、以前のシステム ファイルが保存されているドライブを指定しま す。 Windows 95 の実行中に、アンインストール ファイルを削除してディスクの空き容 量を増やす (6 〜 9 MB) には、次のようにします。 1. [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントします。次に、[コントロー ル パネル] をクリックします。 2. [アプリケーションの追加と削除] アイコンをダブルクリックします。 3. [セットアップと削除] 画面で [旧 Windows 3.1 および MS-DOS システム ファ イル] をクリックし、[削除] をクリックします。 この後で Windows 95 をアンインストールすることはできません。 圧縮ドライブを使っている場合 ============================ 圧縮ソフトを使ってハード ディスクを圧縮している場合、圧縮ドライブのホスト パーティションの空き領域が不足しているというメッセージが表示されることがあ ります。セットアップでは、起動ドライブ、起動ドライブのホスト、または Windows ドライブのホストにファイルをコピーすることが必要になる場合があります。この メッセージが表示された場合、指定されたドライブの空き領域を増やし、もう一度 セットアップを実行してください。このとき、次のいずれかの方法をとります。 - 圧縮ドライブに Windows をセットアップしている場合は、できるだけ非圧縮ドラ イブにセットアップします。 - ホスト パーティションの不要なファイルを削除します。 - Windows 3.1 で常設スワップ ファイルがある場合、スワップ ファイルのサイズ を小さくします。[コントロール パネル] で [エンハンスド モード] をダブルク リックし、[スワップ ファイルの設定] をクリックします。次に、スワップ ファ イルのサイズを変更します。 - ディスク圧縮ソフトを使い、圧縮ドライブのホスト ドライブの空き容量を増やし ます。ドライブスペースまたは DoubleSpace でドライブを圧縮している場合は、 次のようにします。 1. Windows を終了します。 2. DRVSPACE.EXE または DBLSPACE.EXE を実行します。 3. ホストの空き領域を増やす圧縮ドライブを選びます。 4. [ドライブ] メニューの [空き領域の調整] をクリックします。 DiskX II や SuperStor などの圧縮ソフトウェアを使用している場合は、そのマニ ュアルを参照してください。 注:セットアップで表示される空き領域のサイズと、ホスト ドライブの実際の空き 領域のサイズが異なると思われる場合は、ドライブの一部が Windows でスワッ プ ファイル用に使われている可能性があります。Windows が実行されていない ときは、この部分は空き領域として表示されます。 注:セットアップ中に起動ディスクを作成する場合、起動ディスクには圧縮ディス クを使わないでください。 SuperStor で圧縮している場合 ---------------------------- SuperStor でハード ディスクを圧縮している場合は、セットアップでは起動ドライ ブが認識されず、Windows 95 をインストールできないことがあります。セットアッ プ中にこのようなメッセージが表示された場合は、圧縮されたディスクを展開し、 SuperStor を削除してから、もう一度セットアップを実行してください。 XtraDrive で圧縮している場合 ---------------------------- XtraDrive で圧縮されたハード ディスクがあり、前のバージョンの Windows から アップグレードする場合、セットアップで Windows 95 をインストールするには、 XtraDrive の書き込みキャッシュを無効にする必要があります。書き込みキャッシュ を無効にするには、次のようにします。 1. Windows を終了します。 2. VMU.EXE (XtraDrive のボリューム メンテナンス ユーティリティ) を実行しま す。 3. [Advanced Options] を選び、Enter キーを押します。 4. [EMS cache size] を [0] に設定します。 5. [Conventional cache size] を [1] (最小値) に設定します。 6. [Allow Write Caching] を [NO] に設定します。 7. 確認のメッセージが表示されたら、[Yes] を選びます。変更内容を有効にするに は、コンピュータを再起動する必要があるというメッセージが表示されます。 8. ボリューム メンテナンス ユーティリティを終了し、コンピュータを再起動しま す。 9. Windows を起動し、もう一度セットアップを実行します。 DiskX II 使用時の制限事項 ------------------------- 動作中の問題に関しては、GENERAL.TXT ファイルの、”DiskX II 使用時の確認されている問題”を参照してください。 インストールする前の注意事項 ---------------------------- 空の圧縮ドライブ(新規圧縮ドライブ)での問題 ------------------------------------------- 空の圧縮ドライブを作成し、Windows95 をこのドライブにインストールした場合、正常 に起動しない場合があります。また、SETUP プログラムでは、このドライブの検出が行 えません。空の圧縮ドライブには、Windows95 はインストールしないでください。 圧縮ドライブへインストールする場合の元ドライブ(ホストドライブ)サイズ ---------------------------------------------------------------------- 元ドライブの空き容量は、最低 18Mbyte 必要です。Windows 95 をインストールする前 に、元ドライブの空き容量を増やしてください。詳しくは、DiskX II のユーザーズマ ニュアルを参照してください。 圧縮ドライブの空き容量計算時の問題 ---------------------------------- 圧縮ドライブの空き容量の計算が正常行われません。Windows 95 を圧縮ドライブ上に インストールする場合には、実容量を確認した後に実行してください。実容量を確認す る方法は、DiskX II のユーザーズマニュアルを参照してください。 EMS 使用時の問題 ---------------- DiskX II と PCMCIA のリアルモードドライバが 共に EMS を使用している場合、 Windows95 使用時に、EMS のページフレームが競合する場合があります。PCMCIA と DiskX II の環境に Windows 95 をインストールする場合には、DISKX.SYS か PCMCIA の ドライバのどちらかの EMS の使用を中止してください。詳しくは、DiskX II のユー ザーズマニュアル、または、PCカードソフトウェアマニュアルを参照してください。 DXHIGH.SYS ---------- DiskX II の DXHIGH.SYS は、Windows95 インストール時に削除されます。 DiskX II Version 3.X 環境へのインストール ----------------------------------------- 次のドライブがある場合には、Windows95 は正常に動作しません。インストールする場 合には、下記ドライブを削除するか、状態を変更してください。削除や変更する場合に は、DiskXII のユーザーズマニュアルを参照してください。また、ドライブの変更に伴 い、アプリケーションが起動しなくなる場合もありますので、特に注意して変更してく ださい。 * 自動識別ドライブ * 追加ドライブ * 上書きドライブ(元ドライブを残さない設定) * XDRV.COM にて、FDD または、MO のドライブ名が交換されている場合。 また、次のドライブへ Windows95 をインストールはしないでください。Windows95 は 正常に起動しません。 * 空の圧縮ドライブ(新規圧縮ドライブ) DiskX II Version 4.X - DISKX.SYS と XDRV.COM 環境へのインストール ----------------------------------------------------------------- 次のドライブがある場合には、Windows95 は正常に動作しません。インストールする場 合には、下記ドライブを削除するか、状態を変更してください。削除や変更する場合に は、DiskXII のユーザーズマニュアルを参照してください。また、ドライブの変更に伴 い、アプリケーションが起動しなくなる場合もありますので、特に注意して変更してく ださい。 * 自動識別ドライブ * 追加ドライブ * 予約ドライブ * 起動ドライブが上書きドライブ(元ドライブを残さない場合) * XDRV.COM にて、FDD または、MO のドライブ名が交換されている場合。 * 起動ドライブ以外の上書きドライブ(元ドライブを残さない場合) また、次のドライブへ Windows95 をインストールはしないでください。Windows95 は 正常に起動しません。また、上書きドライブが存在する場合には SETUP プログラムは エラーを検出します。詳しくは、”インストール時の DiskX II の検出”の”SETUP プ ログラムが DiskX II を検出した場合”の章を参照してください。 * 空の圧縮ドライブ(新規圧縮ドライブ) * 上書きドライブ(元ドライブを残さない設定) DiskX II Version 4.00 または、4.01 - DBLSPACE.BIN 環境へのインストール ---------------------------------------------------------------------- DBLSPACE.BIN Versoin 4.00 または、4.01 を使用している場合には、Windows95 は正 常に動作しません。DISKX.SYS と XDRV.COM を使用するか、全ての圧縮ドライブを復元 または、削除し、起動ドライブの DBLSPACE.BIN を削除してください。DISKX.SYS と XDRV.COM を使用する場合には、”DiskX II Version 4.X - DISKX.SYS と XDRV.COM 環 境へのインストール”の項目を参照してください。 DiskX II Version 4.02 - DBLSPACE.BIN 環境へのインストール --------------------------------------------------------- 次のドライブがある場合には、Windows95 は正常に動作しません。インストールする場 合には、下記ドライブを削除するか、状態を変更してください。削除や変更する場合に は、DiskXII のユーザーズマニュアルを参照してください。また、ドライブの変更に伴 い、アプリケーションが起動しなくなる場合もありますので、特に注意して変更してく ださい。 * 自動識別ドライブ * 起動ドライブが、上書きドライブ(元ドライブを残さない設定) * XDRV.COM にて、FDD または、MO のドライブ名が交換されている場合。 また、次のドライブへ Windows95 をインストールはしないでください。Windows95 は 正常に起動しません。また、上書きドライブが存在する場合には SETUP プログラムは エラーを検出します。詳しくは、”インストール時の DiskX II の検出”の”SETUP プ ログラムが DiskX II を検出した場合”の章を参照してください。 * 空の圧縮ドライブ(新規圧縮ドライブ) * 上書きドライブ(元ドライブを残さない設定) インストール時の DiskX II の検出 -------------------------------- SETUP プログラムが DiskX II を検出した場合 ------------------------------------------ SETUP プログラムは、下記のドライブがある場合や条件下には、次のエラーメッセージ を表示しインストールを中断します。 "DiskX II が実行されています。このドライバ オプションでは Windows は正常に動作しま せん。このオプションを変更してから、もう一度セットアップを実行してください。" Windows95 をインストールする場合には、下記ドライブを削除するか状態を変更してく ださい。変更する場合には、DiskXII のユーザーズマニュアルの DISKX.SYS と XDRV.COM の項目を参照してください。また、ドライブの変更に伴い、アプリケーショ ンが起動しなくなる場合もありますので、特に注意してください。 * 自動識別ドライブ * 追加ドライブ * 予約ドライブ * 上書きドライブ(元ドライブを残さない設定) * DBLSPACE.BIN * XDRV.COM にて、FDD または、MO が交換されている場合。 但し、これらの条件下でも次のオプションを使用すればインストールは可能です。実行 する際には、このファイルの、"インストールする前の注意事項" の "DiskX II Version X.XX〜 環境へのインストール" を厳守してください。尚、バージョン番号 は、DiskX II のドライバが起動時に表示するものを参照してください。 setup /idx2 Windows NT からセットアップする場合 =================================== MS-DOS と Windows NT のマルチブートを設定している場合は、MS-DOS を起動し、 MS-DOS または Windows 3.1 からセットアップします。この場合、Windows 3.1 と Windows NT で構成を共有するディレクトリには Windows 95 をインストールできま せん。Windows 95 は、別のディレクトリにインストールする必要があります。 MS-DOS と Windows NT のマルチブートを設定していない場合は、まずマルチブート を行うようにコンピュータを設定し、それから上記の手順に従ってください。 フロッピー ディスクから MS-DOS を起動してセットアップを実行すると、Windows NT は起動できなくなります。ただし、Windows NT のブート/修復ディスクから起動 し、[修復] オプションを選ぶと、Windows NT を復元できます。 OS/2 からセットアップする場合 ============================= OS/2 からセットアップを実行することはできません。MS-DOS を起動し、MS-DOS プ ロンプトからセットアップを実行する必要があります。 注:HPFS パ−ティションに OS/2 がインスト−ルされているコンピュ−タでアップ グレ−ドする場合は、Windows 95 のセットアップを行う前に、OS/2 の 「ディス ケット 1 」 に添付されている OS/2 用の FDISK.EXE を用いて、予め FAT の領域 を作成して頂く事が必要となります。 OS/2 のブート マネージャで、起動時にオペレーティング システムを選んでいる場合、 セットアップは、Windows 95 がコンピュータを再起動してインストールを完了でき るようにするために、ブート マネージャを無効にします。ブート マネージャを有 効な状態に戻すには、Windows 95 の FDISK ユーティリティを実行します (下記の 手順を参照)。 ブート マネージャを使っていない場合は、まずブート マネージャを使うようにコ ンピュータを設定し、それから上記の手順に従ってください。 フロッピー ディスクから MS-DOS を起動し、セットアップを実行すると、Windows 95 のインストール後には、OS/2 を起動できなくなります。Windows 95 のセットアッ プを実行する前に、OS/2 が使う AUTOEXEC.BAT および CONFIG.SYS ファイルを削除 する必要があります。 Windows 95 をインストールした後で、コンピュータから OS/2 を削除する場合は、 次のようにします。 1. フロッピー ディスクまたはネットワーク ドライブに保存しておきたいデータ ファイルのバックアップをとります。 2. OS/2 ディレクトリとサブディレクトリのファイルを削除し、次に OS/2 ディレ クトリを削除します。 3. ルート ディレクトリで、次の隠しシステム ファイル属性のファイルを削除する 必要があります。 Ea data.sf OS2ldr.msg OS2krnl OS2boot Wp data.sf マイ コンピュータまたはエクスプローラで、隠しファイルが表示されるように します。隠しファイルを表示するには、[表示] メニューの [オプション] をク リックし、[表示] 画面の [すべてのファイルを表示] をクリックします。次に、 上記の OS/2 ファイルを削除します。 注:バージョン 2.0 以外の OS/2 を使っている場合は、ハード ディスク上の OS/2 のファイル名が上記のものと異なる場合があります。また、OS/2 のバー ジョンによっては、ルート ディレクトリに次のファイルが表示されるため、 これらも削除します。 OS2dump OS2ldr OS2logo OS2ver 4. コンピュータから完全にファイルを削除するため、必ずごみ箱を空にしてくださ い。 インストールされているブート マネージャを削除する場合は、コンピュータを再起 動し、次のようにします。コンピュータを再起動する前に、このファイル (SETUP.TXT) を印刷することをお勧めします。 1. ブート マネージャのメニューが表示されている場合は、MS-DOS からの起動を選 択し、FDISK を実行します。 2. [MS-DOS の領域] をアクティブな領域に選択します。 3. FDISK を終了し、コンピュータを再起動します。 Windows 95 をインストールした後でブート マネージャを再インストールするには、 次のようにします。 1. [スタート] メニューの [ファイル名を指定して実行] をクリックし、"FDISK" と 入力します。 2. [2. アクティブな領域を設定] を選びます。 3. ブート マネージャの領域の番号を入力します。この領域は、1 MB の 非 DOS 領域 で、通常は一番上の行か一番下の行に表示されます。 4. FDISK を終了し、画面に表示される指示に従ってコンピュータを再起動します。 これで、いつでも OS/2 を起動し、OS/2 の FDISK プログラムを使ってブート マネー ジャの各領域のラベルを変更できます。 LANtastic を使っているコンピュータにセットアップする場合 ======================================================== LANtastic サーバーを使っている場合は、Windows 95 をセットアップする前に、サー バーを無効にする必要があります。LANtastic サーバーを無効にするには、 AUTOEXEC.BAT ファイルから SERVER.EXE の行を削除するか、または次のコマンドを 入力します。 server /remove LANtastic を使っていて、起動ドライブ (通常は C ドライブ) を接続または共有し ている場合、どれが起動ドライブであるかが判断できないため、セットアップを継 続できません。 セットアップを実行する前に、起動ドライブの接続を無効にするか、または共有し ないようにしてください。 セットアップのエラー メッセージ =============================== この項目では、セットアップ中に表示される特有のメッセージと、それに対処する 方法について記述されています。 SU-0010、SU-0012、SU-0015、SU-0016 ---------------------------------- セットアップ中にこれらのメッセージの 1 つでも表示される場合は、このファイル (SETUP.TXT) の前半の OS/2 と Windows NT に関する項目を参照してください。 SU-0011 ------- ハード ディスクがパスワードで保護されている場合は、セットアップは、完全には できません。始めにパスワードによる保護を解除する必要があります。詳細につい ては、お使いのコンピュータのマニュアルを参照してください。 SU-0013 ------- Windows 95 をセットアップするには、スタートアップ ドライブを MS-DOS のブート パーティションにする必要があります。スタートアップ ドライブが、HPFS または Windows NT のファイル システムである場合は、セットアップを実行する前に MS-DOS のブート パーティションを作る必要があります。MS-DOS のブート パーティション を作る方法については、お使いのコンピュータのマニュアルを参照してください。 LANtastic ネットワーク を使っている場合、または SuperStor で圧縮している場 合は、このファイル (SETUP.TXT) の前半にあるこれらの項目を参照してください。 SU0167 ------ 現在の Windows ディレクトリに、"デスクトップ" という名前のディレクトリがある 場合は、そのディレクトリには Windows 95 をインストールできません。Windows 95 では、"デスクトップ" というディレクトリが作られ、システム ファイルを格納す るために使われます。セットアップ中に、このメッセージが表示された場合は、現 在の "デスクトップ" ディレクトリの名前を変えるか、または移動してから、もう 一度セットアップを実行してください。 Standard Mode メッセージ ------------------------ 次のいずれかのエラー メッセージが表示された場合は、CONFIG.SYS ファイルから メモリ マネージャ (EMM386.EXE、QEMM、386Max など) を削除し、もう一度セット アップを実行してください。 Standard Mode:Invalid DPMI return. Standard Mode:Fault in MS-DOS Extender. Standard Mode:Bad Fault in MS-DOS Extender. Standard Mode:Unknown stack in fault dispatcher. Standard Mode:Stack Overflow. 注:これでも問題が解決されない場合は、もう一度 EMM386.EXE を CONFIG.SYS ファ イルに追加し、すべての範囲のアドレスの使用を禁止します。たとえば、次の ように入力します。 device=c:\windows\emm386.exe x=A000-FFFF このメッセージが表示されたり、セットアップ中に不規則にシステムが停止する場 合は、SmartDrive のダブルバッファを有効にする必要があります。SCSI ハード ディ スクや ESDI ドライブには、ダブルバッファが必要なものがあります。 ダブルバッファを有効にするには、CONFIG.SYS ファイルの先頭に次の行を追加しま す。 device=c:\windows\smartdrv.exe /double_buffer+ "c:\windows" の部分には、Windows ディレクトリのパスを入力します。 Cannot read Setup (.cab) files ------------------------------ Multimedia Cloaking を使っていて、フロッピー ディスクから Windows 95 をセッ トアップしている場合は、セットアップが正常に実行できないことがあります。.cab ファイルを読み込めないというメッセージが表示された場合は、次のようにします。 1. CONFIG.SYS ファイルと AUTOEXEC.BAT ファイルから、CACHECLK.EXE を参照して いる行を削除します。 2. コンピュータを再起動します。 3. もう一度セットアップを実行します。 セットアップでシステム ファイルをバックアップできない場合 --------------------------------------------------------- セットアップでシステム ファイルを保存しているときにエラー メッセージが表示 される場合は、特に圧縮したディスクでの空き容量が足りないことがあります。不 必要なファイルを削除して、システム ファイルを保存するドライブ (標準では、C ドライブ) の空き領域を増やす必要があります。 システム設定が継続できない場合 ------------------------------ セットアップでシステム設定が継続できないというメッセージが表示された場合は、 ハード ディスクに以前の互換性がないパーティションがある可能性があります。 セットアップを実行する前に、データをバックアップし、ハード ディスクのパーティ ションを設定し直す必要があります。 セットアップに関する一般的な注意事項 ==================================== この項目には、Windows 95 を正常にセットアップできない可能性のあるシステム構 成その他について記述されています。 起動ディスク ------------ 新しく起動ディスクを作成してください。FAT32 ファイル システムに対応するため に、リアル モードおよびプロテクト モードのカーネルが変更されました。このため、 Windows 95 Version 4.00.950 の起動ディスクは Windows 95 Version 4.00.950 B の 起動ディスクと互換性がありません。初めて Windows 95 Version 4.00.950 B を セットアップするときに、必ず起動ディスクを作成してください。FAT32 ファイル システムを使用しない場合でも、起動ディスクを作成してください。 プラグ アンド プレイ ネットワーク カードと 16 ビット リアル モード ドライバ --------------------------------------------------------------------------- DLC などのリアル モード プロトコルを使う場合など、16 ビット リアル モード NIC ドライバを使用する必要がある場合は、プラグ アンド プレイ カードが動作し ていないように見えることがあります。これは、Windows 95 によってプラグ アン ド プレイ カードが有効になる前に、16 ビット NIC ドライバが読み込まれるため です。16 ビット NIC ドライバには、プラグ アンド プレイ カードを認識しないも のもあります。(NE2000 プラグ アンド プレイ互換製品のほとんどがこれに該当し ます)。 16 ビット NIC ドライバでプラグ アンド プレイ カードを使うには、次の手順に従っ てください。 1. プラグ アンド プレイ カードのユーティリティを実行し、カードを非プラグ ア ンド プレイ モードに設定します。 2. コントロール パネルの [ネットワーク] アイコンをダブルクリックし、ネット ワーク カードを削除します。 3. コントロール パネルの [ハードウェア] アイコンをダブルクリックし、画面に 表示される指示に従って操作します。ネットワーク カードが検出されます。 将来、32 ビット プロテクト モード NIC ドライバに移行するときは、再びユーティ リティを実行すれば、プラグ アンド プレイ モードに戻すことができます。 Intel EtherExpress 16 NIC と PCI マシン --------------------------------------- 一部の Diamond Speed Star PCI ビデオ カードを装着した PCI バス搭載コンピュー タで、Intel EtherExpress 16 NIC を使った場合は、システムがハングしたり、初 期化に問題が起こったりすることがあります。Intel のカスタマ サポート データ ベースによると、この問題は Windows 95 に関するものではなく、いろいろなオペ レーティング システム プラットフォームで起きているものです。PCI バス搭載コ ンピュータで、EtherExpress 16 にほかの問題が起こった場合は、別のカードに交換 してみてください。 メモリ マネージャ ================= コンピュータに QEMM がインストールされている場合は、Windows 95 をセットアッ プする前に、CONFIG.SYS ファイルから削除することをお勧めします。Windows 95 をインストールした後で、追加し直すこともできます。 次のメモリ マネージャは、Windows 95 では使用できないか、または Windows 95 では問題が起きる可能性があります。CONFIG.SYS ファイルと AUTOEXEC.BAT ファイ ルで、これらを読み込んでいる行をすべて削除し、代わりに Windows 95 に付属し ている EMM386.EXE と HIMEM.SYS でメモリを管理することをお勧めします。 ALLEMM4.SYS - All Charge 386 バージョン 3.1 HPEMM386.SYS および HPEMM486.SYS HPMM.SYS - HP メモリ マネージャ (セットアップを実行する前に削除する必要があります) IEMM.SYS メモリ マネージャ Intel(R) 拡張メモリ エミュレータ (ILIM386.SYS) Maximizer メモリ マネージャ (MAXIMIZE.COM) NetRoom メモリ マネージャ (RM386.SYS) QMAPS メモリ マネージャ バージョン 5.16 UMB PRO バージョン 1.07 メルコ MELWARE メモリマネージャ IO-DATA MEMORY SERVER メモリマネージャ 注:386MAX のマニュアルでは、EXT パラメータの値を 64 以下に設定しないように 勧めています。このパラメータを 0 に設定すると、正常にセットアップできま せん。 注:CONFIG.SYS ファイルから RM386.SYS の行を削除した場合は、Windows または MS-DOS に付属の HIMEM.SYS をインストールしなければならないことがありま す。この場合、CONFIG.SYS ファイルで次の行を追加します。 DEVICE=<パス>\HIMEM.SYS <パス> の部分には、Windows または MS-DOS のファイルの場所 (「C:\WINDOWS」な ど) を入力します。 ディスク キャッシュ プログラム ============================== セットアップを実行する前に、サードパーティ製のディスク キャッシュ プログラ ムを削除し、代わりに Windows 95 に用意されている SMARTDRV.EXE を使うことを お勧めします。 Windows 95 の実行中は、ディスク キャッシュ ユーティリティを使う必要はありま せん。ほとんどのディスク キャッシュ プログラムは、セットアップ中に自動的に 削除されます。 次のいずれかのディスク キャッシュ ユーティリティを使っている場合は、手動で 削除する必要があります。セットアップで自動的に削除される場合もあります。 386MAX ディスク キャッシュ ユーティリティ (QCHACHE.EXE) (SmartDrive と併用しないでください) Cache.exe ディスク キャッシュ ユーティリティ CACHE.SYS ディスク キャッシュ ユーティリティ Flash ディスク キャッシュ ユーティリティ (FLASH.EXE) (SmartDrive と併用しないでください) Hyperdisk ディスク キャッシュ ユーティリティ (SmartDrive と併用しないでください) ICACHE.SYS ディスク キャッシュ ユーティリティ IBMCACHE.SYS ディスク キャッシュ ユーティリティ Mace ディスク キャッシュ ユーティリティ (MCACHE.SYS) Norton Speed Drive ディスク ユーティリティ (SPEEDRV) Norton Utilities バージョン 5.0 および 6.1 (DISKREET、NCACHE) PC-Cache (PC Tools ディスク キャッシュ プログラム) (セットアップを実行する前に削除する必要があります) PC-Kwik ディスク キャッシュ ユーティリティ (PC-KWIK.EXE) PC_Kwik ディスク アクセラレータ PC-Kwik バージョン 1.59 (PCK.EXE、PSKSCRN.EXE、PCKEY.COM) PC Tools(TM) ディスク キャッシュ ユーティリティ (PC-CACHE.COM) Secretdisk II ディスク キャッシュ ユーティリティ (FAST512.SYS) (SmartDrive と併用しないでください) Super PC-Kwik ディスク キャッシュ ユーティリティ (SUPERPCK.EXE) メルコ MELWARE メモリマネージャ付属のディスク キャッシュ ユーティリティ IO-DATA MEMORY SERVER メモリマネージャ付属のディスク キャッシュ ユーティリティ アンチ ウィルス ソフトウェア ============================ アンチ ウィルス プログラムには、セットアップを実行すると問題を起こすものが あります。Windows 95 をセットアップするときは、アンチ ウィルス プログラムを 実行していないことを確かめてください。常駐型 (TSR) プログラムの場合は、 AUTOEXEC.BAT、CONFIG.SYS、WIN.INI の各ファイルで、プログラムを読み込んでい る行を削除してください。 BIOS にウィルス保護が内蔵されている場合は、セットアップを実行する前に無効に する必要があります。ウィルス保護を無効にするには、BIOS の CMOS セットアップ プログラムを使う必要があります。詳細については、コンピュータのマニュアルを 参照してください。 各アンチ ウィルス プログラムに関する注意事項を以下に示します。 Central Point Anti-Virus バージョン 1.1 (VSAFE.COM/VSAFE.SYS) ------------------------------------------------------------- VSAFE を削除するには、AUTOEXEC.BAT ファイルから、VSAFE.COM と VSAFE.SYS が ある行を削除します。また、WIN.INI ファイルの RUN= の行から、VSAFE.COM また は VSAFE.SYS の参照部分を削除します。 Windows 95 にアップグレードする場合は、セットアップを実行する前に、VSAFE に よって作成された CHKLIST.MS ファイルをすべて削除する必要があります。Windows では、メモリ スワップのためにディスクを使うため、Windows 95 を実行するとき は、VSAFE の書き込み保護オプションを無効にする必要があります。 Windows をセットアップする前に VSAFE を削除しないと、Windows を起動したとき に、COMMAND.COM、WIN.COM、および KRNL.386 に関する警告が表示されます。これ らの警告が表示された場合は、警告メッセージを無視し、アップデート オプション を選びます。詳細については、Central Point Anti-Virus のマニュアルを参照して ください。 F-PROT Professional ------------------- F-PROT Professional の実行中は、セットアップを実行できません。AUTOEXEC.BAT ファイルと CONFIG.SYS ファイルから、このプログラムに関する行を削除し、WIN.INI に次の行がないか確かめてください。 load=wvirstop.exe この行があった場合は削除します。すべて完了したら、コンピュータを再起動し、 もう一度セットアップを実行します。 Norton Anti-Virus(R) (すべてのバージョン) ----------------------------------------- Norton Anti-Virus を使っている場合は、セットアップを実行する前に削除してく ださい。Windows 95 では Norton Anti-Virus バージョン 1.x, 2.x, および 3.x を使わないことをお勧めします。Norton Anti-Virus for Windows 95 を使ってくだ さい。 Norton Anti-Virus バージョン 1.5 を削除するには、次のようにします。 1. CONFIG.SYS ファイルから次の行を削除します。 device=c:\nav\nav_.sys 2. AUTOEXEC.BAT ファイルの PATH 行から、“C:\NAV”を削除します。 Norton Desktop for Windows バージョン 3.0 のアンチ ウィルス機能を使用しない ようにするには、次のようにします。 1. CONFIG.SYS ファイルから次の行を削除します。 device=c:\ndw\navtsr.exe 2. AUTOEXEC.BAT ファイルから次の行を削除します。 c:\ndw\image.exe PATH コマンドの c:\ndw という部分 3. SYSTEM.INI ファイルから次の行を削除します。 shell=c:\ndw\ndw.exe ([boot] セクションにあります) device=symevent ([386enh] セクションにあります) 4. WIN.INI ファイルから次の行を削除します。 load=c:\ndw\navtsrw.exe リンク ウィルスバスター シリーズ -------------------------------- リンク ウィルスバスター シリーズの常駐監視プログラムを使っている場合、セット アップを行う前に必ずウィルス監視プログラムの常駐を解除してください。 常駐を解除するには、ウィルスバスターのアンインストールを行った後にコンピュー タを再起動します。または、AUTOEXEC.BAT に追加されたこのプログラムに関する行 を削除した後にコンピュータを再起動します。 常駐型 (TSR) プログラムとドライバの使用 ======================================= APPEND (MS-DOS) --------------- Windows 95 では、APPEND ユーティリティを使わないでください。Windows と Windows ベースのプログラムで使うファイルに、有効なウェル フォームド パス (WFP) 名を作成できなくなります (WEP とは、ドライブ名と、ルート ディレクトリ から始まる全パス指定を含む完全なファイル名です)。 Autocon バージョン 2.0e、Bootcon バージョン 1.60、BOOT.SYS ---------------------------------------------------------- これらのプログラムを使うと、コンピュータを起動したときに、複数の設定を選択 できます。Windows 95 のセットアップでは、CONFIG.SYS ファイルと AUTOEXEC.BAT ファイルの最初のセクションしか修正しないため、これらのプログラムを使用する には、セットアップの後で手動でファイルを修正する必要があります。詳細につい ては、各プログラムのマニュアルを参照してください。 Cubit バージョン 3.01 --------------------- Windows 95 で Cubit を使う場合は、Windows の System ディレクトリと、CONFIG.SYS ファイルから読み込まれるファイルを圧縮しないでください。 Windows 95 をアップグレードする前に、前のバージョンの Windows がハード ディ スクで圧縮されていないことを確かめてください。Windows 95 のセットアップが正 常に完了した後で、ファイルを再び圧縮できます。 Doubledisk バージョン 2.5 ------------------------- Doubledisk を使うと、Windows 95 が実在しないディスク ドライブにアクセスしよ うとする場合があります。Doubledisk で圧縮ドライブを作成すると、このようなこ とが起こります。たとえば、コンピュータに A、B、C ドライブがあり、Doubledisk を使って F ドライブを作成すると、Windows 95 と MS-DOS では、D、E ドライブは 実際に存在しなくても有効なドライブとして認識されます。DRVOFF ユーティリティ を使うと、Windows が実在しないドライブを認識しないようにできます。DRVOFF ユー ティリティを入手する方法については、Vertisoft に問い合わせてください。 Infinite Disk バージョン 2.1 ---------------------------- Infinite Disk バージョン 2.1 は、Windows 95 では正常に動作しません。セット アップを実行する前にコンピュータから Infinite Disk を削除するか、またはメー カーに問い合わせて Windows 95 に対応したバージョンを入手してください。 コンピュータから Infinite Disk を削除するには 1. 圧縮したファイルを元の状態に復元します。 2. CONFIG.SYS ファイルと AUTOEXEC.BAT ファイルから次の行を削除します。 iddrv.sys idres.exe protect /c 3. コンピュータを再起動し、もう一度セットアップを実行します。 NetWare(R) NetBIOS ------------------ 多くの機器構成では、NetWare NetBIOS TSR は Windows 95 で使用できません。ほ とんどの場合は、セットアップ中に NetWare NetBIOS が検出され、コンピュータの 起動コマンドから削除されます。しかし、AUTOEXEC.BAT ファイル以外 (バッチ ファ イルなど) の場所から NetWare NetBIOS を起動するようセットアップしている場合 は、自動的には検出できません。そのような場合は、手動で NetWare NetBIOS を削 除する必要があります。Windows 95 に組み込まれている IPX/SPX 互換プロトコル は、NetBIOS の代わりに使用できます。このプロトコルを使うように Windows 95 を設定する方法については、NETWORKS.TXT を参照してください。 Newspace バージョン 1.07 ------------------------ このディスク圧縮ユーティリティは、Windows 95 では使用できません。 Norton Desktop for Windows (EP.EXE) ----------------------------------- AUTOEXEC.BAT ファイルから、データ復元プログラムの Erase Protect (EP.EXE) を 読み込んでいる場合は、Windows をセットアップするとき、特に前のバージョンの Windows からアップグレードするときに無効にする必要があります。Erase Protect は、削除したファイルのコピーをすべて保存するため、セットアップの実行中にディ スク領域が足りなくなることがあります。 Erase Protect を実行するときは、常設スワップ ファイルを使うことをお勧めしま す。一時スワップ ファイルを使っている場合は、拡張子が .TMP または .SWP のファ イルを削除保護の対象から除外する必要があります。 Norton Disklock バージョン 3.01 および 3.5 ------------------------------------------ Norton Disklock バージョン 3.01 および 3.5 は、Windows 95 では正常に動作し ません。セットアップを実行する前に、コンピュータからこのソフトウェアを削除 するか、または Symantec の製品サポートに問い合わせ、Windows 95 と互換性のあ るバージョンの Disklock を入手してください。 コンピュータから Disklock を削除する方法については、Norton Disklock のマニュ アルを参照してください。 PC Tools Deluxe(TM) バージョン 7.1 (DATAMON) -------------------------------------------- \SENTRY+ オプションを使って PC Tools DATAMON を読み込んでいる場合は、ディス クの空き容量が少ないと、正常にセットアップできないことがあります。DATAMON を読み込むときに、\SENTRY+ オプションを使わないでください。 SmartDrive を読み込んだ後に、DATAMON を読み込まないでください。SmartDrive の後に DATAMON を読み込むと、コンピュータに異常が発生することがあります。 DATAMON をアンロードする方法については、PC Tools のマニュアルを参照してくだ さい。 PC Tools Deluxe バージョン 6.0 (DESKTOP) ---------------------------------------- Windows の MS-DOS プロンプトから PC Tools を起動しようとすると、コンピュー タが停止したり、再起動したりすることがあります。Windows の MS-DOS プロンプ トから MS-DOS コマンドを使った場合にも、このような問題が起きることがありま す。 バージョン 7.0 の PC Tools では、これらの問題は起きないと考えられます。しか し、Windows を起動する前に DESKTOP を読み込んだ場合は、MS-DOS プロンプトから DESKTOP を読み込まないでください。これを行うと、Windows を終了したときに、 コンピュータに異常が起きることがあります。DESKTOP は、Windows 95 に用意され ている PIF から実行することをお勧めします。 SUBST (MS-DOS) -------------- セットアップ中に SUBST に問題が起きることがありますが、Windows 95 をインス トールした後で、再び追加できます。 UNDELETE -------- 削除セントリ オプションを指定して UNDELETE を実行している場合は、ディスク領域 が不足し、セットアップ中に問題が発生することがあります。セットアップを実行する 前に、CONFIG.SYS と AUTOEXEC.BAT から UNDELETE を削除することをお勧めします。 注:削除セントリ オプションを指定すると、Sentry という隠しディレクトリが作 られます。ファイルを削除すると、今まであった場所から Sentry ディレクト リに移動します。CONFIG.SYS ファイルと AUTOEXEC.BAT ファイルから UNDELETE を削除する前に、すべてのドライブに対して UNDELETE /PURGE コマンドを実行 し、ディスク領域を解放しておく必要があります。 UNDELETE を削除しなかった場合は、セットアップによって自動的に無効になります。 セットアップに関する確認済みの問題 ================================== - MS-IME95 のユーザー辞書について このバージョンでは MS-IME95 のユーザー辞書のフォーマットが変更されました。 この変更によってベータ バージョンおよび Windows 95 Preview Program (WPP) の MS-IME95 ユーザー辞書は使用できなくなります。 アップグレードされる方は、アップグレードを開始する前に、MS-IME95 プロパティ を使用してユーザー辞書に登録されている単語や用例を更新テキストの形式でファイ ルに 保存してください。次に、アップグレード完了後に MS-IME95 プロパティを 使用して、保存した単語や用例をユーザー辞書に登録してください。 以前のバージョンでの操作 1. [MS-IME95 のプロパティ] を起動します。 2. [辞書] タブをクリックします。 3. [単語/用例の一覧と編集] ボタンをクリックします。 4. [一覧する読みの範囲] グループの [登録されている全項目] チェック ボック スをオンにします。 5. [表示先の指定] グループの [表示内容を更新テキストの形式で出力] チェック ボックスをオンにし、出力ファイル名を指定します。 6. [一覧] ボタンをクリックします。 本バージョンでの操作 1. [MS-IME95 のプロパティ] を起動します。 2. [辞書]タブをクリックします。 3. [辞書の一括登録と削除]をボタンをクリックします。 4. [一括処理の指定] ダイアログ ボックスの [更新テキスト] に出力ファイル名 を指定します。 5. [開始] ボタンをクリックします。 - キーボードのプロパティについて ベータ バージョンおよび Windows 95 Preview Program (WPP) から本バージョンに アップグレード セットアップを行うとキーボードの設定が正しくない場合がありま す。もしご使用のキーボードが誤認識されいる場合は以下の様に設定を行ってくだ さい。 1. コントロール パネルから [キーボード] をクリックし [情報] のタブを クリックします。 2. [変更] のボタンをクリックし [すべてのデバイスを表示] のオプションをク リックします。 3. 一覧から使用するキーボードを選択し [OK] ボタンをクリックします。 - 搭載メモリが少ないコンピュータの場合、フロッピー ディスクから Windows 95 をインストールすると、セットアップが非常に遅くなることがあります。処理を速 くするには、Windows 3.1 からセットアップを実行します。MS-DOS からはセット アップを実行しないでください。 また、コンベンショナル メモリが 300 KB 以下の状態で Windows からのアップグ レードを行った場合、セットアップが途中で停止してセットアップを正常に終了 することができません。 - ドライブスペースや DoubleSpace などのディスク圧縮ツールを使っていると、セッ トアップが非常に遅くなる場合があります。フロッピー ディスクのファイルをハー ド ディスクの一時ディレクトリにコピーし、ハード ディスクからセットアップ を実行することをお勧めします。ディスク 3 〜 36 には、Microsoft の新しい記 録方式である Distribution Media Format (DMF) を使っています。そのため、 COPY や XCOPY など、通常の MS-DOS コマンドは使用できません。これらのディ スクのファイルをコピーするには、ディスク 1 の EXTRACT コマンドを使って WIN95_xx.CAB ファイルをハード ディスクにコピーする必要があります。 フロッピー ディスクからハード ディスクに .cab ファイルをコピーするには、 次のコマンドを使います。 extract /c a:win95_xx.cab c:\ には、ハード ディスクのテンポラリ ディレクトリを指定します。 - セットアップ中に、空のフロッピー ディスク ドライブのランプが長時間点滅し、 セットアップが遅くなった場合は、空のドライブにフォーマット済みのフロッピー ディスクを挿入してください。 - セットアップ中に、セットアップが突然終了したり、状況に合わないエラー メッ セージが表示されるなどの問題が起きた場合は、常設スワップ ファイルのサイズ を増やしてください。通常、セットアップが正常に完了するには、常設スワップ ファイルのサイズとコンピュータの RAM のサイズが、合計で 14 MB 以上である必 要があります。スワップ ファイルのサイズを変更してから、もう一度セットアッ プを実行してください。 注:ハード ディスクが圧縮されている場合は、スワップ ファイルのサイズを増や す前に、ホスト ドライブのサイズを増やさなければならないことがあります。 - セットアップ前にコンピュータがウィルスに感染していた場合、フロッピーからの セットアップ中に 2 枚目のディスクが壊れているというメッセージが表示され、 セットアップが続行できなくなる場合があります。その為、セットアップを実行す る場合には、できるだけ、ウイルスチェックを行う事をお薦め致します。尚、ディ スク 3 〜 36 には、Microsoft の新しい記録方式である Distribution Media Format (DMF) を使っているため、ウィルスがフロッピーディスクに書き込みを行っ た結果ディスクが壊れてしまいます。その場合は、カスタマー サ−ビスに問い合わ せてください。 BOOT DISK からのセットアップ ============================ BOOT DISK からセットアップを行う際、以下の点にご注意ください。 固定ディスクから起動する際に表示される「固定ディスク起動メニュー」において、 既に自動起動が設定されている場合、セットアップは自動起動を解除します。