★実際に使ってるファイルについて  Aboutダイアログの Moreをクリックする事により可能です。   BIOS: は実際に使用しているファイル名   RHYTHM: は 左から Bass, Snare, Cymbal, HiHat, Tom, Rimshotとなります。 ★設定の補足。 ・Clock数   VX以降のソフトウェアについては ソフト側でウェイトを取ってタイミングを  取るので この場合は 10MHz〜14MHzが快適にプレイ出来る。   PC-9801E/F等の昔のソフトでウェイトを取っていないソフトではクロック数を  下げる事により適度な速度でエミュレートが可能になる。   Clock数に関しては I/Oアクセスやメモリアクセスのハードウェア的なウェイトを  無視しているので、一般的に実機の同一クロックよりも速くなる。  ※ i286/i386のパフォーマンスを同等と考えた場合    i386の早いCPUだと思われがちだが実際は ウェイトやバウンダリ処理で クロック数で見た場合 i286程度と同じ・もしくはそれ以下の場合が良くある。 ・Disp Vsync   チェックでVsync発生時の状態を描画する   チェック無しで Vsync終了状態を描画   Vsyncでタイミングを見張って描画(特にスクロール)が 一瞬ズレる場合に   有効かも。 ・Real Palettes   ソフトウェアで17色以上の色数の表現を可能にするモードであるが 重い上に  殆どのソフトで無意味になってしまっている。   通常は チェックせずに必要なソフトだけ使用する。    ・アプロス ・ドラッケン ・レミングス ・ライムスター ・GRCGチップ   EGC必須なソフトは EGCを選択しておかないと正しく描画しない。   GRCG・EGCのどちらでも描画出来るソフトは GRCGの方が処理が軽い。   エメドラやGARUDIUS'95等 EGC使用時に極端に遅くなるソフトも GRCGで   描画すると快適にプレイが出来ます。 ・タイミング   テキストRAM グラフィックRAMのアクセスウェイト。   例えば 天下統一のオープニングを NP2 10MHzと PC-9801VXで比べた場合、  NP2ではかなり高速にスクロールしてしまう。   これは 実機のグラフィックRAMのアクセスが非常に遅いに対し、エミュレータ  では瞬間(ノーウェイト)でアクセス出来る為である。   タイミングの数値は、このタイミングを合せるのが目的。   0でノーウェイト。 実機では条件により 二桁のウェイトが掛かる事があるが  体感的には 一桁でいい筈。 ・選択出来る音源  ・PC-9801-14 ステレオ PSG 8音、エンベローブは未対応  ・PC-9801-26K モノラル FM 3音 + PSG 3音  ・PC-9801-86 ステレオ FM 6音 + PSG 3音 + リズム + PCM  ・PC-9801-86 + PC-9801-26K FM 9音 + PSG 6音 + リズム + PCM  ・PC-9801-86 + ちび音 ステレオ FM 6音 + PSG 3音 + リズム + PCM + ADPCM  ・Speak board ステレオ FM 6音 + PSG 3音 + リズム + ADPCM  ・Spark board ステレオ FM 12音 + PSG 3音 + リズム + ADPCM ・MIDIについて  MIDIをデバイス単位で選択できますが、例えば MPU-PC98IIと RS-MIDIで同じ デバイスを使った場合にトラブルが起こります。  NP2では リセット後に先に使った物を有効として 後から使おうとした物は 無効にします。  例えば MPU-PC98II, RS-MIDIの両方に対応したゲームで MPU-PC98II, RS-MIDIの 存在をチェックして 両方存在した場合選択メニューが出るというアプリの場合…  両方同じ音源に設定していると 先にチェックした物は有効に 後でチェックした 物は存在しないと返します。  この為、両方の設定をしてるのにも関らず片方しか使えないという症状が 発生します。  通常は RS-MIDIは使わない方が無難かと思います。  RS-MIDIは レコンポーザのように MPU-PC98IIとRS-MIDIを同時に使って音源を 2つ扱うためだけにあると考えたほうが無難かも知れません。 ・SSTP/1.2  Use SSTPにチェックしておくと アレ以外の何か with "任意" で何か起こります。  確認ダイアログもクリックした場合、"任意"がアイコン化されていると、確認 ダイアログが無視される症状が起こりますが、これはもう一度同じ操作をすると NP2側でダイアログ処理を行います。  逆に "任意"がアイコン化されてなく確認ダイアログを表示中に 同じ操作をすると NP2側のダイアログが表示されてしまいますが、これは仕様です。  "任意"側の状態取得が出来ないようなので、とりあえず "任意"側の対応待ち… ・私の設定 (MS-DOS 6.2) -------------------------------------- config.sys files=20 buffers=1 device=a:\uty\xmz286.sys /H32 device=a:\dos\emm.sys DOS=HIGH shell=a:\command.com /p device=a:\dos\setver.exe -------------------------------------- autoexec.bat @echo off path=a:\uty --------------------------------------------------- ・iniの切替えについて  np2.exe のコマンドラインの詳細は以下の通りです。   ・-Iオプションを使用しない。     Windowsに任せるので OSのバージョンにより挙動が違うかも知れませんが     一般的には以下の通りです。     例: np2.exe np2.ini       ファイル名だけの場合は %WINDIR%に保存。       この場合は %WINDIR%\np2.iniに保存される。     例: np2.exe f:\np2.ini       フルパスで指定した場合は そのフォルダに保存される。     例: np2.exe f:\np2.int       拡張子が .ini以外の場合ディスクイメージと扱ってしまう。   ・-Iの場合     例: np2.exe -Inp2.ini     例: np2.exe -If:\np2.ini       どちらも np2.exeと同じフォルダのnp2.iniに保存。       フルパスで書いてもフォルダは無視される。